本間淳子

本間淳子：フジテレビのアナウンサーから局員へ

本間淳子さんは、1958年東京都板橋区生まれ。小学5年生から神奈川県横浜市で育ちました。大学在学中には東京アナウンスアカデミーに通い、アナウンサーとしての基礎を培いました。

1981年3月、専修大学文学部人文学科を卒業後、同年4月にフジテレビに入社。そしてすぐに、人気番組『ママとあそぼう!ピンポンパン』の5代目お姉さんとして活躍を始めます。この時は、井上佳子名義で出演していました。約1年間、番組を盛り上げました。

同期入社には、フリーアナウンサーとして知られる山中秀樹さんや、フジテレビの幹部である鈴木克明さん、大多亮さん、そしてドラマプロデューサーの永山耕三さんなど、そうそうたる面々が含まれていました。

1982年3月、『ママとあそぼう!ピンポンパン』が終了すると、本名の井上淳子としてフジテレビのアナウンサーとして活動を開始。その後、社内結婚により本間淳子と改姓しました。夫はフジテレビ報道局記者の本間正彦さん（2014年2月退職）です。

アナウンサーとしては1991年まで活躍し、『オレたちひょうきん族』や『FNNスーパータイム』など、数々の番組に出演。レポーターやキャスターとして、視聴者へ情報を届ける役割を担っていました。また、『TVオバケてれもんじゃ』ではアナウンサー役として出演するなど、幅広い活動を見せています。さらに、『'82 FNS歌謡祭』や『'83 FNS歌謡祭』では会場や審査会場担当アナウンサーとして活躍しました。その他にも、『夜のヒットスタジオDELUXE』、『いきなり!フライデーナイト』、『カノッサの屈辱』など、様々な番組でその才能を発揮しています。

1991年からはアナウンサー業務から離れ、フジテレビの別部署へ異動。映画事業局などを経て、2010年にはクリエイティブ事業局クリエイティブ事業映像センター映像コンテンツ事業部契約担当部長、2012年には総合メディア開発コンテンツ事業局コンテンツ事業部契約担当部長に就任しました。長年に渡り、フジテレビの様々な部署で重要な役割を担い、組織運営にも貢献しました。2018年9月30日、フジテレビを退職しました。

退職後も、長年にわたるフジテレビでの経験を活かし、様々な分野で活躍されていることでしょう。

主な出演番組

井上佳子名義:
ママとあそぼう!ピンポンパン (1981年4月6日 - 1982年3月31日)
フジテレビアナウンサーとして:
オレたちひょうきん族
FNNスーパータイム (レポーター)
TVオバケてれもんじゃ
'82 FNS歌謡祭 (会場担当レポーター)
'83 FNS歌謡祭 (審査会場担当アナウンサー)
夜のヒットスタジオDELUXE
いきなり!フライデーナイト
カノッサの屈辱
異動後:
フジテレビ人気番組の最終回全部見せますスペシャル (1993年7月10日)
ザッツお台場エンターテイメント! (1997年4月4日)

本間淳子さんのキャリアは、単なるアナウンサーとしての活動にとどまらず、フジテレビの様々な部署での活躍を通じて、同社の発展に貢献した、充実したものであったと言えるでしょう。

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