札幌西インターチェンジ

札幌西インターチェンジ（さっぽろにしインターチェンジ）は、北海道札幌市手稲区と西区の境界に位置する、札樽自動車道と道央自動車道を結ぶ重要なハーフインターチェンジです。このインターチェンジは、上り線（小樽方向）への入口と、下り線（旭川・苫小牧方向）からの出口のみを備えています。

概要

札幌西ICには、出口料金所と札幌西本線料金所が設けられており、当ICから道央自動車道の札幌本線料金所または札幌南本線料金所までは均一料金区間となっています。下り線を利用する際は、本線料金所にて札幌西ICまでの料金と均一区間料金をまとめて支払うシステムです。

周辺地域へのアクセス向上、および近隣の新川ICにおける渋滞緩和を目的として、フルインターチェンジ化への要望が地元から上がっています。

歴史

1971年（昭和46年）12月4日：国道5号札幌小樽道路（札樽バイパス）として、札幌西IC - 小樽IC間が暫定2車線で開通しました。当時の名称は札幌ICでした。札幌JCT方面への延伸前には、北5条手稲通をオーバークロスして札幌新道に直接出入りする仮設ランプが設けられていました。
1973年（昭和48年）4月1日：札幌小樽道路が高速自動車国道（札樽自動車道）に昇格しました。
1974年（昭和49年）8月22日：札幌西IC - 小樽IC間が4車線化されました。
1992年（平成4年）9月30日：札幌西IC - 札幌JCT間が開通し、道央道と接続されました。同時に、札幌西ICに本線料金所が設置され、銭函本線料金所は廃止となりました。

周辺情報

インターチェンジ周辺には、以下の施設やスポットがあります。

宮の沢（西区）：白い恋人パーク（石屋製菓）、宮の沢白い恋人サッカー場、札幌市生涯学習総合センター ちえりあ、札幌市手稲記念館、西友宮の沢店、宮の沢バスターミナル、宮の沢駅（札幌市営地下鉄東西線）
発寒（西区）：発寒木工団地、イオンモール札幌発寒、発寒駅（JR北海道函館本線）
西宮の沢（手稲区）：宮の沢ショッピングセンター、札幌西ショッピングセンター

接続道路

直接接続：国道5号（札幌新道）、北海道道124号宮の沢北一条線（北5条手稲通）

料金所

料金体系・収受方法については、以下の点に注意が必要です。

総ブース数：9
札幌西出口
ブース数：4
ETC専用：2
一般：2
本線料金所（旭川・苫小牧方向）
ブース数：5
ETC専用：2
一般：3

隣接するインターチェンジ

E5A 札樽自動車道
* (5) 新川IC - (6) 札幌西IC/TB - (7) 手稲IC

札幌西インターチェンジは、札幌市内および近郊へのアクセスにおいて重要な役割を果たしており、地域住民や観光客にとって欠かせない交通拠点となっています。

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