朴世爀

朴世爀（パク・セヒョク）のプロフィール

朴世爀（パク・セヒョク）は1990年1月9日に大韓民国のソウル特別市で生まれたプロ野球選手です。主に捕手として知られていますが、外野手としてもプレーしており、その多才さが特徴です。また、彼の父親は元プロ野球選手であり、斗山ベアーズの指導者であった朴哲祐です。

経歴

斗山ベアーズでの活動

朴は2008年にLGツインズから2次ドラフト7ラウンドで指名されましたが、大学に進学することを選びました。その後、2012年に斗山ベアーズから5ラウンド指名を受けて入団しました。

2013年シーズンは、正捕手の梁義智が活躍していたため、出場機会が限られ、わずか18試合の出場にとどまりました。このシーズン後、彼は兵役に就き、尚武野球団でプレーし、2015年に除隊しました。

2015年にはアジア野球選手権大会に韓国代表として出場し、チームは見事に優勝を果たしました。2016年6月には梁義智が負傷したため、彼と崔在勳とで先発捕手を務めるようになり、特に梁義智が復帰した後の8月24日には、LGツインズ戦で代打として出場し、連続してホームランを放つ活躍を見せました。

2017年にはライバル捕手の崔在勳がトレードで去ったため、出場機会が増え、97試合に出場して打率2割8分を記録しましたが、同年オフに新たな捕手を獲得した斗山球団は、さらなる競争が生まれました。

朴は2018年にはプロデビュー以来初めて右翼手としても出場し、多才さを証明しました。2019年には正捕手に昇格し、同年の記録として、シーズン中に捕手として最多の3塁打を打つことに成功し、特に8月16日の試合では新記録を樹立しました。そのシーズンの終わりには、2019 WBSCプレミア12の韓国代表にも選ばれました。

2020年も正捕手として活躍し続け、翌年2021年には張勝賢との併用が続く中でも土壇場での初ポストシーズン本塁打を記録し、注目を集めました。

NCダイノス時代

2022年シーズン終了後、初めてのフリーエージェントとなり、2023年からはNCダイノスと4年契約を結びました。彼の移籍によって斗山には朴俊泳が補償選手として加わりました。

プレースタイル

朴はスイングスピードが早く、直球には非常に強い打者です。捕手としての守備能力も高く、2016シーズンには盗塁阻止率で上位に入る成績を残しました。さらに、彼は捕手としては走力も抜群で、時には代走にも起用されることがあります。

彼の応援歌はB1A4の「잘 자요 굿나잇」で、以前は「ドレミの歌」の原曲を使用していましたが、現在は著作権の関係で使用していません。

プライベート

朴世爀は、現読売ジャイアンツの監督である阿部慎之助と自主トレーニングを行なっていたことがあり、阿部との交流も続いています。LINEで連絡を取り合っているとのことです。

終わりに

朴世爀はその才能と努力で、多くのファンに愛される選手です。また、彼の成長に今後も期待が寄せられています。プロ野球界での彼の活躍を見守り続けたいと思います。

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