朴炳鎬

朴 炳鎬（パク・ビョンホ）

朴炳鎬（パク・ビョンホ）は、1986年7月10日生まれの韓国出身のプロ野球選手で、主に一塁手を務めています。全羅北道扶安郡で生まれ育ち、彼の野球人生は数々の挑戦と成功に満ちています。

経歴

LG時代

彼は2005年に1次ドラフトでLGツインズから捕手として指名され、入団後すぐに一塁手に転向しました。2006年から2008年には国軍体育部隊でプレーし、2008年には二軍北部リーグで最も多くの本塁打を記録しました。しかし、2010年9月には試合中の衝突が原因で左肘を負傷し、トミー・ジョン手術を受ける厳しい時期を迎えました。

第一次ネクセン時代

2011年にネクセン・ヒーローズに移籍し、そこから彼のキャリアは大きな飛躍を遂げます。移籍初年度の2011年には13本塁打を記録し、2012年にはリーグ最多の31本塁打と105打点を達成してMVPとゴールデングラブ賞に輝きました。さらに、2013年には2年連続でMVPとゴールデングラブ賞を受賞、37本塁打を記録しました。

2014年には仁川アジア大会で韓国代表として活躍し、全5試合に出場して優勝に貢献しました。そのシーズンには52本塁打、124打点の圧巻の成績を挙げ、3年連続の打撃二冠王となります。2015年には再び55本塁打を記録し、史上初のシーズン146打点の記録を樹立しました。

ツインズ時代

2015年12月1日にミネソタ・ツインズと契約し、2016年にメジャーデビューを果たしましたが、思うような成績を残せず、2017年には再びマイナー契約に戻りました。メジャーでの期待には応えられませんでしたが、韓国球界での存在感は変わらず輝きを放ち続けました。

第二次ネクセン時代

2017年末には自由契約となり、古巣のネクセン・ヒーローズに復帰。その後、彼はさらに成績を上げ、2019年には自身5度目の本塁打王に輝きました。2020年は故障に悩まされながらも若干の出場を果たしましたが、2021年には復調し、再び規定打席に達しました。

KT時代

2021年オフにはFAによりKTウィズに移籍し、2022年には35本塁打を記録し、リーグ最多となる6度目の本塁打王に輝きました。彼は独特のバッティングスタイルと安定した成績で、韓国プロ野球界に大きな影響を与え続けています。

サムスン時代

2024年5月にはサムスン・ライオンズに移籍し、新たな挑戦を始めました。彼の通算成績として、数多くのタイトルや表彰歴があり、本塁打王は6回、MVPは2回、ゴールデングラブ賞も6回受賞しています。

詳細情報

彼の背番号は時期によって変遷があり、現在は59番を背負っています。また、国際舞台でも活躍し、複数回の代表歴を持つなど、国を代表する選手としての地位を確立しています。朴炳鎬はそのキャリアの中で、常にトッププレイヤーとしての名を馳せており、ファンに愛され続けています。

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