杉山清貴

杉山清貴のプロフィール

杉山清貴（すぎやま きよたか、1959年7月17日生まれ）は、日本の実力派シンガーソングライターであり、特に作曲家としての活動でも知られています。横浜市磯子区で生まれ育ち、横浜市立岡村中学校や横須賀学院高等学校を卒業しました。彼の身長は167cm、血液型はAB型です。

略歴

1970年代の終わり、杉山は音楽の道を志し、1980年には「きゅうてぃぱんちょす」というバンドで第19回ポピュラーソングコンテストに出場。そこで「GOSPELの夜」を披露し、見事入賞を果たしました。この成功を機に、メジャーデビューの機会が舞い込みましたが、彼は自身の楽曲の完成度を重視し、一度はオファーを断りました。1983年、所属事務所の社長である藤田浩一の推しにより、「杉山清貴&オメガトライブ」として新たなスタートを切ります。同年の4月には、シングル『SUMMER SUSPICION』でめでたくメジャーデビューを果たします。

杉山清貴&オメガトライブは、日本の音楽シーンに多くのヒット曲を送り出しました。代表作には、1984年の『君のハートはマリンブルー』や、1985年の『ふたりの夏物語 -NEVER ENDING SUMMER-』、さらには『サイレンスがいっぱい』などがあります。1985年末にはオメガトライブが解散。その後、1986年には『さよならのオーシャン』でソロデビューを果たし、20万枚の大ヒットを記録しました。1987年には『水の中のAnswer』がオリコンチャートの1位に輝くなど、順調な出足を見せました。

以後も彼は音楽活動を続け、1990年にはワーナー・パイオニアにレコード会社を移籍。その後もホリプロ、そして2000年には再びVAPへと移り、独立して「有限会社マスターワーク」を設立し、後に「株式会社アイランドアフタヌーン」と改組します。2013年にはデビュー30周年を迎え、キング[[レコード]]に移籍し、2016年には30周年アルバム『OCEAN』をリリースしました。

近年では、2019年のももいろ歌合戦への初出場や、2020年には公式ファンクラブ「Island afternoon online」の設立、その年の年末には特別な野外ライブ「SUGIYAMA, KIYOTAKA High & High 2020 Special Edition in Winter」を開催するなど、多岐にわたる活動を展開しています。

人物背景

幼少期は、警察官の父と日本舞踊・常磐津の師匠を務める母のもとで育ちました。小学校時代には母から三味線を習っていましたが、厳しい指導があったことも関係し、必ずしも楽しいとは言えなかったようです。漫画家志望だった彼は、同級生が描いたビートルズの似顔絵をきっかけに、音楽に目を向けるようになりました。その後、ビートルズの音楽に魅了され、独自に作詞や作曲を始めます。

中学時代にはビートルズのコピーバンド『バンパイヤ』を結成し、その活動を通じて音楽の道を進むことを決意しました。高校ではバンド「LAMB」のボーカリストとして華々しい活動をしたことで、地元のアマチュアミュージシャンの間で名を馳せました。進学を悩むうちに、最終的には音楽へと進む決心を固めます。

趣味と私生活

愛娘を持つ父としての一面もあり、趣味としてボディボードや音楽活動を続ける中、ハワイを第二の拠点にしています。音楽だけでなく、漫画『湘南爆走族』の大ファンであり、その影響で楽曲『BOYS OF ETERNITY - 永遠の少年達 -』を手掛けたこともあります。杉山の歩みは、音楽における情熱や憧れ、そして努力の賜物であり、今後も多くのファンを魅了し続けることでしょう。

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