村上新悟

村上 新悟（むらかみ しんご）

村上新悟は、1974年12月10日に栃木県小山市で生まれた日本の俳優です。彼は高岡事務所に所属し、演技力と表現力で多くの作品に出演しています。

学歴と初舞台

村上は小山工業高等専門学校で電子制御工学を学び、卒業後に俳優としての道を歩むことを決意します。2001年には仲代達矢が主宰する「無名塾」に挑戦し、4度目の受験で年齢制限ぎりぎりの26歳で合格しました。彼の初舞台は、無名塾の公演『ウインザーの陽気な女房たち』であり、ここから彼の俳優人生が始まりました。

大河ドラマと舞台での躍進

村上は、2007年の大河ドラマ『風林火山』で俳優デビューを果たします。その後も2013年の『八重の桜』から2016年まで『真田丸』にかけて4年連続で大河ドラマに出演。特に『真田丸』では直江兼続役を演じ、その存在感が高く評価されました。屋敷陽太郎チーフプロデューサーは、村上の時代劇の所作と低音の声を称賛しています。

映画においても2013年の『書くことの重さ 作家 佐藤泰志』で初主演を飾り、これは好評を博しました。舞台での出演も多く、特に朗読会『朗読で触れる佐藤泰志の世界』では主演を務めました。

所属事務所と趣味

2015年に無名塾を退塾し、2016年には事務所も移籍。新たに高岡事務所に所属しています。趣味はビリヤードやギター、和太鼓で、特に音楽や舞台活動に対して熱い情熱を持っています。

主な出演作品

村上新悟は数多くのテレビドラマに出演しており、例えば『星に願いを〜七畳間で生まれた410万の星〜』や『相棒』、また多くの大河ドラマで役柄を演じています。彼の幅広い演技力は、さまざまなジャンルの作品で評価されています。

彼の出演した映画としては、『清須会議』や『シン・ウルトラマン』などが挙げられ、演技力が求められる役を多くこなしてきました。

関係者とのつながり

彼は無名塾の同期や先輩とのつながりを大切にしており、円地晶子や滝藤賢一、LE VELVETSの佐賀龍彦とも親交があります。これらの人間関係は、彼の演劇活動においても支えとなり、影響を与えています。

村上新悟は、日本のエンターテイメント界において重要な存在であり、今後のさらなる活躍が期待されています。彼の多才な演技が、観る者に感動を与えることでしょう。

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