村元友太郎

村元友太郎のプロフィールと経歴

村元友太郎（むらもと ゆうたろう、1994年10月3日生まれ）は、日本出身の男性総合格闘家であり、現在は武道の道場BaaanGYMを運営しています。彼はブラジリアン柔術の黒帯保持者としても知られ、RIZINやDEEPといった団体で活躍しています。彼の格闘技への情熱と才能は、多くのファンに支持されています。

幼少期から高校時代

友太郎は石川県小松市で生まれ育ちました。彼のスポーツ人生は小学校2年生から始まり、高校3年生まで野球を続けました。その結果、石川県立小松高等学校では、甲子園県予選でベスト4に進出するなど、華々しい成績を収めました。

高校を卒業後、友太郎は名古屋商科大学に進学しました。大学生活の合間を利用して、総合格闘技に本格的に取り組むことになりました。特に、名古屋の道場ALIVEでの練習が、彼のキャリアにおいて重要な役割を果たしました。

プロへの道

友太郎の格闘技キャリアは2014年にスタートしました。彼は6月に行われた東海アマチュア修斗選手権で見事に優勝し、10月には全日本アマチュア修斗選手権でプロ昇格を果たしました。続く2015年には、パンクラスプロ昇格トーナメントでフライ級チャンピオンの称号も獲得し、無敗のアマチュア時代を経てプロとしての道を切り開いていきました。

さらに、2015年3月22日にはHEATのリングでGLADIATORフライ級王者の南出剛と対戦し、見事な2RTKO勝利を収めました。彼は、その年の12月にアメリカの総合格闘技団体Pacific Xtreme Combat（PXC）と契約し、国際舞台での戦いを開始します。PXCでの試合経験を積む中で、多くの実績を残しましたが、2016年の試合では判定負けを喫し、階級をストロー級へと落とすこととなります。

RIZINでの挑戦

友太郎はRIZINの舞台にも登場しました。2019年8月、愛知県体育館で開催されたRIZIN.18に出場し、59kg契約で征矢貴選手と闘いましたが、残念ながら2RTKO敗北を喫しました。

しかし、その後の2021年にはRIZIN.27で山本聖悟選手と57kg契約で対戦し、見事に勝利を収めました。友太郎は、強力な右ストレートで山本選手の攻撃を止め、追撃のパウンドによって1ラウンドでのノックアウト勝利を果たしました。

その後、友太郎は怪我により対戦を欠場することもあり、試練の日々が続きましたが、努力を続けていきました。2022年には、ストロー級キング・オブ・パンクラシストの北方大地選手との対戦を経験し、そこでも敗戦を喫しますが、ファイトに対する姿勢は変わりませんでした。

2023年10月、RIZIN LANDMARK 6で元UFCフライ級7位のホジェリオ・ボントリン選手と激闘を繰り広げましたが、判定負けとなりました。

近年の展望

2024年5月にはDEEP119に参戦し、6連勝中のKENTA選手を判定で破る大金星を挙げ、今後のタイトル戦に向けて一歩前進しました。また、7月にはASJJFブラジリアン柔術選手権で茶帯フェザー級に出場し、見事に優勝し、これに伴いブラジリアン柔術の黒帯に昇格するという成果も手にしました。

村元友太郎選手は、これからも総合格闘技の世界での活躍が期待される選手です。彼の情熱と努力は、多くのファンに支持され、さらなる成功を収めることでしょう。

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