東京出入国在留管理局羽田空港支局

東京出入国在留管理局羽田空港支局について

東京出入国在留管理局羽田空港支局は、法務省出入国在留管理庁の地方支分部局であり、東京都大田区の羽田空港内に位置しています。この支局は、東京国際空港（羽田空港）の区域を管轄し、出入国管理及び難民認定法に基づき、外国人の出入国、在留、違反手続き、および難民認定に関する調査などの行政事務を担っています。

沿革

2010年4月1日、東京国際空港の再国際化に伴い、それまで存在した東京入国管理局羽田空港出張所が廃止され、新たに東京入国管理局羽田空港支局が設置されました。その後、2019年4月1日に出入国在留管理庁が設置されたことに伴い、地方入国管理局が地方出入国在留管理局に改組され、現在の東京出入国在留管理局羽田空港支局という名称になりました。

組織構成

支局は、支局長を筆頭に、次長、審査監理官、複数の首席審査官、首席入国警備官などで構成されています。

支局長: 入国審査官の官職を持つ。
次長: 入国審査官の官職を持つ。
審査監理官: 1名配置され、入国審査官の官職を持つ。
総務課: 支局の運営を支える。
偽変造文書対策室: 不正な文書の対策を行う
首席審査官: 9名配置され、入国審査官の官職を持つ。審査管理、第一から第七審査、審判の各担当に分かれて業務を行う。
審査管理担当（審査管理部門）
第一審査担当（第一審査部門）
第二審査担当（第二審査部門）
第三審査担当（第三審査部門）
第四審査担当（第四審査部門）
第五審査担当（第五審査部門）
第六審査担当（第六審査部門）
第七審査担当（第七審査部門）
審判担当（審判部門）
首席入国警備官: 1名配置され、入国警備官の官職を持つ。
警備部門: 支局内の警備を担当する。

主な業務内容

外国人の出入国審査
在留資格に関する手続き
不法滞在者や違反者の取り締まり
難民認定に関する調査と審査
その他、出入国管理に関する行政事務

関連事項

出入国管理: 日本への出入国に関する法制度と手続き。
J-BIS: 日本の自動化ゲートシステム。
* 難民認定: 国際法に基づき難民を認定する制度。



この支局は、東京国際空港という日本の重要な玄関口において、出入国管理業務の中核を担い、国際的な人の移動を円滑に進める上で不可欠な存在です。

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