東京大学公共政策大学院(GraSPP)
東京大学大学院公共政策学連携研究部・公共政策学
教育部(GraSPP)は、
東京大学に設置された公共政策分野の研究・
教育機関です。研究組織である「公共政策学連携研究部」と
教育機関である「公共政策学
教育部」で構成され、両者を合わせて「
東京大学公共政策大学院」と呼ばれることが一般的です。
概要
2004年4月に法学
政治学研究科と経済学
研究科の連携により、大学院修士課程(専門職学位課程)として発足しました。その後、
2016年4月には博士課程も開設され、より高度な専門
教育を提供しています。
教育には、法学
政治学研究科、経済学
研究科の教員に加え、実務経験豊富な教員も携わっています。
入学試験では、通常の「一般選抜」に加え、官公庁や企業での実務経験が2年以上ある現職者を対象とした「職業人選抜」も実施しています。また、他の公共政策大学院とは異なり、修士論文が卒業の必須要件とされていない点が特徴です。
組織
公共政策学連携研究部
政策法学講座
政策
政治学講座
公共
経済政策講座
政策実務講座
学際公共政策講座
公共政策学教育部
公共政策学専攻(専門職学位課程)
法政策コース
公共管理コース
国際公共政策コース
経済政策コース
国際プログラムコース
キャンパスアジアコース
国際公共政策学専攻(博士課程)
歴代公共政策学連携研究部・教育部長
歴代の公共政策学連携研究部・
教育部長については、
東京大学公共政策大学院のウェブサイト等で確認できます。
主な教官
著名な教員として、以下の先生方が在籍しています。
苅部直(政治思想)
交告尚史(
行政法)
谷口将紀(
政治学)
藤原帰一(
国際政治学)
松浦正浩(交渉学)
宿利正史(交通政策、元
国土交通事務次官)
鈴木寛(
教育政策、元
文部科学副大臣)
田中伸男(
経済政策、元
国際エネルギー機関事務局長)
田中均(
外交政策、元政務担当
外務審議官)
谷みどり(環境政策、現
経済産業省商務情報政策局消費者政策研究官)
中村滋(
外交政策、元駐
マレーシア特命全権大使)
山野岳義(公共管理論、元
人事院事務総長)
附属施設
2017年春には、国際学術総合研究棟が竣工しました。この施設には、レクチャーホールやアカデミアホール、演習室、研究室、事務室などが設けられており、セミナーや学校行事、授業などに利用されています。以前は、法学部生と同じ法文館や第二本部棟で授業が行われていました。
東京大学公共政策大学院の
同窓会として、「
東京大学公共政策大学院
同窓会」が組織されています。
施設
キャンパスについては、
東京大学本郷地区キャンパスの情報を参照してください。
東京大学本郷地区キャンパス
東京大学の建造物
外部リンク
東京大学公共政策大学院
関連項目
東京大学
公共政策大学院
東京大学大学院法学
政治学研究科・法学部
東京大学大学院経済学
研究科・経済学部
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東京大学本郷地区キャンパス