東京都道・埼玉県道53号青梅秩父線

東京都道・埼玉県道53号青梅秩父線

東京都道・埼玉県道53号青梅秩父線は、東京都青梅市と埼玉県秩父市を結ぶ、全長約36kmの主要地方道です。この路線は、青梅市街地から始まり、山間部を抜け、秩父へと至る変化に富んだルートを特徴としています。道中には、歴史的な集落や自然豊かな景観が広がっており、ドライブやツーリングにも人気があります。

概要

起点: 東京都青梅市上町（国道411号交点、青梅坂下交差点）
終点: 埼玉県秩父市上野町（国道140号交点、上野町交差点）
路線延長: 35.922km（国道299号重複区間を除く）

沿道の状況

青梅市中心部の西端、青梅街道から路線はスタートします。序盤は、吹上トンネルなどのトンネルがあり、都営バスやダンプカーの交通量が多い区間です。特に日中は交通の流れが悪くなることもあります。飯能市名栗地域に入ると、道幅は狭くなりますが、国際興業バスの路線が運行しており、交通量が多くなる時間帯もあります。さらに進むと、正丸峠への分岐点、そして横瀬町内では国道299号と合流します。その後、芦ヶ久保駅前を通過し、秩父市上野町で終点となります。

路線状況

通称

小曾木街道（青梅坂下交差点 - 黒沢二丁目交差点）
成木街道（黒沢二丁目交差点 - 東京都・埼玉県境）

重複区間

埼玉県道・東京都道193号下畑軍畑線：東京都青梅市成木八丁目（坂下橋交差点） - 同五丁目（成木五丁目交差点）
国道299号：埼玉県秩父郡横瀬町大字芦ヶ久保（正丸トンネル交差点） - 終点
埼玉県道11号熊谷小川秩父線：埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬（坂氷交差点） - 終点

トンネル

青梅坂トンネル（青梅市）：延長127m、1977年竣工
新吹上トンネル（青梅市）：延長604m、1989年竣工
滝成トンネル（青梅市）：延長142m、2006年3月竣工、2007年2月24日開通。旧道はカーブが多く、冬季の路面凍結による事故が多発していたため、安全対策として整備されました。トンネルの銘板には、地元小中学生の書が採用されています。
小沢トンネル（青梅市・飯能市）：延長475m、1972年竣工、1974年6月開通。小沢峠を越えるために建設されました。

地理

青梅市街地から北部の成木地区、飯能市の名栗地区を抜け、横瀬町に至るまで、複数の峠を越えます。特に、飯能市と横瀬町の間に位置する山伏峠は、道幅が狭く、つづら折れのカーブが連続するため、大型牽引車の通行は不可能です。この峠越えは、ドライブの難所としても知られています。

通過する自治体

東京都：青梅市
埼玉県：飯能市、秩父郡横瀬町、秩父市

交差する道路

(詳細な情報は省略)

沿道の主な施設

(詳細な情報は省略)

脚注

(詳細な情報は省略)

関連項目

東京都の都道一覧
埼玉県の県道一覧

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