東京都道449号新荒川堤防線

東京都道449号新荒川堤防線

東京都道449号新荒川堤防線は、東京都北区志茂を起点とし、江東区東砂に至る、全長約30kmの特例都道です。この道路は、その名の通り荒川の右岸堤防に沿って整備されており、都内東部の広範囲を結ぶ重要な幹線道路としての役割を担っています。

概要

この都道の特徴は、荒川の堤防に沿って細長く伸びている点です。そのため、沿線は河川敷や公園といった緑豊かな景観が広がっています。起点である北区志茂から、足立区、墨田区、江戸川区を経て、終点の江東区東砂へと至ります。

また、墨田区八広から分岐し、荒川を渡る木根川橋も、この都道449号の一部として含まれています。この木根川橋は、本線から派生する支線として、地域間の交通を円滑にする役割を果たしています。

起点と終点

起点: 東京都北区志茂五丁目
終点: 東京都江東区東砂八丁目（清砂大橋西詰付近）

通称

この都道の一部区間には、通称名が付けられています。

ゆりのき橋通り: 四ツ木橋南交差点（墨田区東向島六丁目）から京葉道路交点（江戸川区小松川町三丁目）までの区間。2014年4月1日に東京都が設定した通称道路名です。

通過する自治体

この都道が通過する自治体は以下の通りです。

東京都
北区
足立区
墨田区
江戸川区
江東区

接続する主な道路

新荒川堤防線は、他の主要道路と多数接続しており、都内の交通ネットワークにおいて重要な役割を担っています。以下に、接続する主な道路を本線と支線に分けて示します。

本線

東京都道318号環状七号線（環七通り）：鹿浜橋西
東京都道・千葉県道501号王子金町市川線（江北橋通り）：江北橋西詰
東京都道458号白山小台線：小台2丁目交差点
東京都道58号台東川口線（尾久橋通り）：扇橋南交差点
東京都道461号吾妻橋伊興町線（尾竹橋通り）：西新井橋南詰交差点
国道4号（日光街道）：千住新橋南詰
東京都道314号言問大谷田線（川の手通り）：堀切橋西詰交差点
国道6号（水戸街道）：四ツ木橋南詰
（木根川橋支線分離）：木根川橋西詰交差点
東京都道315号御徒町小岩線（蔵前橋通り）：平井大橋西詰
国道14号（京葉道路）：新小松川橋西詰
東京都道50号東京市川線（新大橋通り）：船堀橋西詰
東京都道・千葉県道10号東京浦安線支線（清洲橋通り）：名称無し交差点（清洲橋通り交点）
東京都道・千葉県道10号東京浦安線（葛西橋通り）：葛西橋西詰
東京都道・千葉県道10号東京浦安線支線（清砂大橋通り）：清砂大橋西詰

支線（ゆりのき橋通り）

国道6号（水戸街道）：四ツ木橋南交差点
国道6号新四ツ木橋支線：更生橋交差点
東京都道315号御徒町小岩線（蔵前橋通り）：平井大橋西詰交差点
国道14号（京葉道路）：名称無し交差点（京葉道路交点）

支線（木根川橋）

（本線交点）：木根川橋西詰交差点
東京都道450号新荒川葛西堤防線：木根川橋東詰交差点

関連事項

* 東京都の都道一覧

新荒川堤防線は、都内の主要な道路網と接続し、地域住民の生活や経済活動を支える上で欠かせない存在となっています。今後もその役割は重要であり続けるでしょう。

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