東名駅

東名駅について

東名駅（とうなえき）は、宮城県東松島市野蒜ケ丘三丁目に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）仙石線の駅です。

概要

この駅は、仙石線の一部として、1958年からは無人駅として運営されていました。しかし、2011年3月11日の東日本大震災による津波で深刻な被害を受け、一時的に営業を停止しました。その後、線路を内陸部に約500メートル移設する復旧計画が決定し、東名駅も新たに内陸部に建設されることになりました。2015年5月30日には、新設された線路に移転し、営業を再開しました。

歴史

1931年（昭和6年）12月1日：宮城電気鉄道の駅として開業。
1944年（昭和19年）5月1日：宮城電気鉄道が国有化され、運輸通信省の駅となる。
1958年（昭和33年）10月1日：無人駅化。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
2003年（平成15年）10月26日：ICカード「Suica」の利用が可能になる。
2011年（平成23年）3月11日：東日本大震災により津波で駅施設が甚大な被害を受ける。
2015年（平成27年）
3月14日：営業再開に先立ち、営業キロが移設後のものに変更。
5月30日：内陸に移設して営業再開。仙石東北ラインの列車は停車しない。
2024年（令和6年）10月1日：えきねっとQチケのサービスを開始。

駅構造

現在の東名駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅です。石巻駅が管理する無人駅であり、ホームの入口には簡易Suica改札機が設置され、待合室内には乗車駅証明書発行機が設けられています。

震災前の旧駅舎

移設前の旧駅も、現在の駅と同様に単式ホーム1面1線の地上駅でした。矢本駅が管理する無人駅で、ホーム入口に簡易Suica改札機、待合室内に簡易自動券売機がありました。しかし、2012年時点ではプラットホームのみが残されていましたが、2014年4月にはホームも撤去され、更地となっています。また、2015年5月29日まで、松島海岸駅と矢本駅を結ぶ代行バスの停留所は旧駅前の県道上に設置されていました。

駅周辺

東名駅の周辺には、以下の施設があります。

野蒜郵便局（2018年4月16日移転）
宮城県道27号奥松島松島公園線
東名運河
東名郵便局（東日本大震災の影響により休止中）
東名浜海岸
ショッピングプラザ 森の風
森の風内ファーマライズ薬局 のびるが丘店

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■仙石線

普通：陸前大塚駅 - 東名駅 - 野蒜駅

■■仙石東北ライン

全列車通過

脚注

出典：報道発表資料、新聞記事

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

駅の情報（東名駅）：JR東日本

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