東員インターチェンジ

東員インターチェンジの概要

東員インターチェンジ（とういんインターチェンジ）は、三重県員弁郡の東員町に所在し、東海環状自動車道の重要なインターチェンジの一つです。このインターチェンジは、三重県内で最初に開通したものであり、地域にとっても重要な交通の要所となっています。東員インターチェンジから新四日市JCT方面は片側2車線が確保されており、大安ICに向かう路線は当面の間、暫定的に2車線で運用されています。

開通と歴史

東員インターチェンジは2016年8月11日に初めて供用を開始しました。この日は、地元の住民もテープカットに参加し、地域の新たな交通路の開通を祝いました。このインターチェンジは、国が道路の本体工事を担当し、料金所や情報板などの施設をNEXCO中日本が整備する形で整えられました。

その後、2019年3月17日には大安ICから東員ICまでの区間が開通し、交通網が一層充実しました。2024年4月10日からは、インターチェンジの料金所がETC専用に変更される予定であり、これに伴いETC車載器を搭載していない車両はこのインターチェンジを利用できなくなります。この改変は、同じ日に大安インターチェンジでも実施される予定です。

周辺施設

東員インターチェンジの周辺には多くの施設があります。イオンモール東員や東員町役場、さらには東員町総合文化センターといった公共施設が点在しています。また、東員町スポーツ公園陸上競技場やナルックス員弁工場、TOYO TIRE桑名工場など、地域の産業やスポーツに関連する施設も数多くあります。これらの施設は、インターチェンジによってアクセスが向上し、商業やスポーツ活動の活性化に寄与しています。

接続道路と料金所

このインターチェンジは、国道365号（員弁バイパス）と直接接続しており、三重県道142号桑名東員線、三重県道3号桑名大安線、三重県道9号四日市員弁線といった主要県道にもアクセス可能です。

料金所は、5つのブースが設けられており、運用状況によってはレーンの運用が変更されることがあります。料金所には、ETC専用のブースとサポートのためのブースがあり、利用者がスムーズに通行できるよう工夫されています。

まとめ

東員インターチェンジは、三重県における重要な交通の拠点であり、地域の交通事情を大きく改善する役割を果たしています。今後、ETC専用料金所への移行によって、より効率的な交通の流れを実現し、多くの利用者に便利なアクセスを提供していくことが期待されています。

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