東山公園駅 (鳥取県)

東山公園駅：鳥取県米子市のスポーツと文化の中心地への玄関口

東山公園駅は、鳥取県米子市車尾に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）山陰本線の駅です。伯備線の列車も乗り入れるため、利便性が高い駅となっています。1993年3月18日、山陰本線伯耆大山駅～米子駅間に新設されました。駅舎は地上駅で、相対式ホーム2面2線を有しています。分岐器や絶対信号機がないため、停留所に分類されます。

駅の構造と設備

ホームは盛土上にあり、下りホーム（2番のりば）側に駅入口があります。上りホーム（1番のりば）へは、無蓋の跨線橋で連絡しています。米子駅が管理駅となっており、無人駅として運営されています。かつては駅入口付近に、乗車駅証明書発行機が設置されていましたが、2014年1月に使用停止となり、その後撤去されました。

ただし、平日の朝はJR西日本の駅係員が派遣され、改札業務が行われています。この体制は、近隣の博労町駅や越前花堂駅でも同様です。2016年12月17日からは、ICOCAなどのICカードが利用可能となり、ICカード専用簡易改札機が設置されました。

駅周辺の施設とアクセス

東山公園駅は、多くの公共施設や商業施設に隣接しており、地域住民にとって重要な交通拠点となっています。駅周辺には、以下のような施設があります。

米子市東山運動公園（どらやきドラマチックパーク米子）
米子市営東山陸上競技場
米子市民球場
米子市市民体育館
米子車尾郵便局
米子中島簡易郵便局
鳥取銀行 米子東支店
鳥取県立米子東高等学校
米子市立東山中学校
米子市立車尾小学校
米子市立明道小学校
菅公学生服米子工場
国道9号
まるごう 米子南店
マルイ 車尾店
国立病院機構米子医療センター

これらの施設へのアクセスは、駅からの徒歩圏内に位置しているものが多く、非常に便利です。

イベント開催時の混雑

近隣の米子市民球場や東山運動公園では、プロ野球公式戦やガイナーレ鳥取の公式戦などが開催されます。これらのイベント開催時には、東山公園駅が最寄駅となるため、駅は大変混雑します。イベント開催日には、快速「とっとりライナー」が臨時停車する場合もあります。過去には、プロ野球公式戦開催時に特急「やくも」の一部列車が臨時停車したこともあります。

駅の歴史

東山公園駅の建設工事は、1992年11月14日に着手されました。そして、1993年3月18日に山陰本線上に開業しました。その後、2016年12月17日にはICOCAなどのICカードの利用が可能となりました。

隣の駅

伯耆大山駅
米子駅

東山公園駅は、地域住民の生活を支える重要な駅であり、スポーツイベントや文化イベントの開催時にも重要な役割を果たしています。今後ますますの発展が期待されます。

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