東山駅 (京都府)

東山駅

京都市営地下鉄東西線東山駅は、京都府京都市東山区大井手町に位置する駅です。駅番号はT10。かつては京阪京津線の東山三条駅として運行していましたが、1997年10月12日、地下鉄東西線醍醐駅～二条駅間の開通と同時に現在の駅名で開業しました。2007年4月1日からはICカード「PiTaPa」の利用も開始されています。

歴史

地下鉄東西線の建設以前は、駅の上部を京阪京津線が通り、東山三条駅が存在していました。現在の駅舎は、第三セクターの京都高速鉄道が建設しました。東西線開業以降、東山駅として新たな歴史を刻んでいます。

駅構造

地下3層に位置する島式ホーム1面2線の構造です。他の東西線駅と同様にホームドアが設置され、乗客の安全確保に配慮されています。また、東西線各駅に設定されているステーションカラーは、東山駅では菖蒲色が採用されています。

利用状況

2022年度の1日平均乗降人員は約15,864人と、多くの利用客で賑わっています。近年、利用客数は安定した推移を示しています。

駅周辺

駅の西側には東山三条交差点（三条通と東大路通の交点）があり、観光名所として知られる平安神宮や岡崎公園にも至近距離です。周辺には歴史的建造物や文化施設が点在し、多くの観光客が訪れます。三条通を挟んで北側と南側では、街の雰囲気が異なり、それぞれに魅力的なスポットがあります。

アクセス

東山駅周辺には複数のバス路線が乗り入れており、京都市内各地へのアクセスも便利です。東山三条（地下鉄東山駅）停留所が最寄りのバス停です。市営バス、京都バス、京阪バスが利用可能です。

特に観光シーズンには、東山三条バス停から京都駅へ向かうバス路線の混雑が予想されるため、当駅から京都駅までの地下鉄への振替輸送が実施される場合があります。これは、道路の渋滞状況に応じて判断され、利用客の利便性を高めるための措置です。

バス路線

東山三条停留所には、多数の路線バスが運行しています。主な系統は以下の通りです。（路線番号や行先、運行会社は変更となる可能性がありますので、最新情報はバス停の案内表示をご確認ください）

市バス：多数の系統が運行。主要観光地やターミナル駅へのアクセスを提供
京都バス：一部路線が運行
* 京阪バス：山科方面や比叡山方面への路線を提供

隣の駅

付記事項

2007年4月からは、券売機前に京都市営バスの接近表示盤が設置され、利用者の利便性が向上しました。また、京都・東山花灯路の開催時には、改札外コンコースに床置きの行灯が設置され、幻想的な雰囲気を演出します。

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