東日本大震災に対する募金活動

東日本大震災に対する募金活動

東日本大震災の発生後、被災地支援のため、多くの企業、団体、そして個人が様々な形で募金活動を行いました。以下に、その主な活動内容をまとめます。

SNS・オンラインサービスでの募金

国内の主要SNSであるGREE、mixi、Amebaは、震災直後の3月12日からサービスを通じて募金受付を開始しました。Twitterは地震に関する情報集積サービスを提供し、Facebookは募金活動を行うサイトや団体の情報を集約しました。また、ニフティは「@nifty Web募金」でチャリティーコンテンツを販売、NTTレゾナントは「goo募金」で義援金の募集を始めました。オンライン書店Fujisan.co.jpも義援金受付ページを開設するなど、オンラインプラットフォームを活用した募金活動が活発に行われました。

グルーポンは、集められた義援金と同額を同社が拠出するマッチングギフトを実施し、集まった総額を日本赤十字社に寄付しました。その他、PIKU、品品、KAUPON、ユナイテッドピープル、Zynga、ハンゲーム、DeNA、ジークレスト、特定非営利活動法人ジェン、はてな等も義援金募金と拠出を表明しました。

携帯電話会社も、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルが、それぞれ義援金を寄付できる特設サイトを設け、寄付を呼びかけました。

三菱東京UFJ銀行は、特定非営利活動法人JPFを窓口として、一般からの募金受付口座を開設しました。

海外では、SXSWが専用サイトを開設し、アメリカ赤十字社への寄付を取り次ぐなど、国際的な支援の輪が広がりました。

日本航空は、JALマイレージバンク会員に対してマイルの寄付を呼びかけ、マイル相当額を被災地の救済支援に活用することを発表しました。ファミリーマートでは、レジカウンターの募金箱に加え、店内のマルチメディア端末「Famiポート」を利用した募金サービスも提供しました。

ポイントによる寄付

Tポイント、Ponta、Yahoo!ポイントなど、各種ポイントを義援金として寄付できるサービスも開始されました。ニコニコ動画を運営するニワンゴは、チャリティー動画を制作し、サービス内で利用できるポイントを義援金として寄付できる仕組みを導入しました。

チャリティー販売

グッドスマイルカンパニーは、既存の『ねんどろいど 初音ミク』に応援顔やパーツを加えた『応援Ver.』を受注生産で発売し、1体につき1,000円を日本赤十字社に寄付しました。プロトタイプは、イベント限定品だったPlayStation Portable用ゲームソフト『planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜』をチャリティー版として一般販売し、利益の全額を日本赤十字社に寄付しました。


これらの活動を通して、多くの人々が被災地復興のために積極的に貢献しました。オンラインでの募金やポイント寄付など、テクノロジーを活用した支援の形が広がったことも特筆されます。





関連項目

東日本大震災に対する支援活動
東日本大震災に対する物資の提供
東日本大震災に対する義援金寄付
東日本大震災に対する個人・その他各種団体の支援活動
Pray For Japan
Play For Japan
東日本大震災関連の犯罪・問題行為

外部リンク

日本赤十字社

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