東武トレジャーガーデン

東武トレジャーガーデンについて

東武トレジャーガーデンは、群馬県館林市に位置していたブライダル施設で、2020年までは美しい庭園も運営していました。東武グループの東武緑地によって運営されていました。

概要

約80,000平方メートルの広大な敷地内には、約25万株の芝桜が咲き誇る芝桜のガーデンを中心に、青のガーデン、水辺のROSEガーデン、ロングボーダーガーデンという4つのテーマを持つガーデンがありました。2012年には、さらに1万平方メートルのエリアに約30万株の宿根草が植えられた「ブリリアントガーデン」が新たに開園しました。

特にローズガーデンは1,500品種、3,000株ものバラが植えられ、5月から6月の最盛期には多くの人々が訪れました。開園時期は主に4月から6月で、近隣のつつじが岡公園と時期が重なるため、周辺地域は大変混雑していました。ガーデンのシンボルローズは「シェアリング・ア・ハピネス」と名付けられ、園内には幸福を分かち合うという意味を込めた様々なモチーフが配置されていました。

また、園内には英国国教会の正式な認定を受けた「聖ペテロ&パウロ教会」があり、本格的なチャーチウェディングを執り行うことができました。教会の外観は、英国のセント・オーガスチン教会をモデルにしたゴシック様式で、ステンドグラスやパイプオルガンなど、実際に英国で使用されていた調度品が使われていました。

沿革

この場所は、1957年に開業した「分福ヘルスセンター」の跡地を利用しています。1985年には「野鳥の森と〜ぶ」として開園し、その後「館林野鳥の森フラワーガーデン」と名称を変更しました。2012年には「ザ・トレジャーガーデン館林」となり、さらに2015年に「東武トレジャーガーデン館林」へと名称を変更しました。

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により一時休園し、一時的に再開したものの、再度の休園を経て2021年6月14日に閉園しました。ブライダル施設部分の今後の取り扱いについては不明です。

施設概要

所在地: 群馬県館林市堀工町1050
開園日:
春・秋季（4月 - 6月、9月中旬 - 11月）：無休
夏・冬季（7月 - 9月上旬、12月 - 3月）：メンテナンス期間として休園
開園時間:
春季: 9:00 - 17:00（入園は16:30まで）
秋季: 10:00 - 16:30（入園は16:00まで）
入場料:
大人（中学生以上）
春季: 600円 - 1,800円（バラ最盛期）
秋季: 500円 - 1,000円
小人（小学生）
春季: 200円 - 800円
秋季: 200円 - 500円
未就学児は無料
季節や花の咲き具合により料金は変動
各種割引制度あり
20名以上の団体は1割引
ペットは小型犬に限り専用カート利用で入園可能

交通アクセス

東北自動車道館林ICより約10分
東武伊勢崎線茂林寺前駅より徒歩約15分

その他

群馬県民の日は入園料の割引があった。
ウェディング等で臨時貸切となる場合があった。

周辺施設

茂林寺
茂林寺川
茂林寺沼湿原
ダークダックス館林音楽館
野鳥の森自然公園
館林市立美園小学校

関連情報

東武トレジャーガーデンは、かつて王立園芸協会、イギリス式庭園、つつじが岡公園、日本の植物園一覧、恋人の聖地、結婚式場、あしかがフラワーパーク、東武ワールドスクウェアなどと関連がありました。フラワーエクスプレスとも連携していました。

外部リンク

東武トレジャーガーデン 公式ホームページ（閉鎖）
東武トレジャーガーデン 公式ツイッター
東武トレジャーガーデン 公式Facebook

現在、東武トレジャーガーデンは閉園していますが、その美しい景観と歴史は多くの人々の記憶に残っています。

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