東水戸道路

東水戸道路

東水戸道路は、茨城県水戸市酒門町を起点とし、ひたちなか市部田野に至る、全長約12kmの国道6号バイパスです。この道路は、自動車専用道路と一般道路で構成されており、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

概要

東水戸道路は、水戸市酒門町からひたちなか市部田野までを結ぶ、総延長11.9kmの道路です。このうち、酒門町交差点から水戸南ICまでの1.7kmが一般道路区間、水戸南ICからひたちなかICまでの10.2kmが自動車専用道路区間となっています。

自動車専用道路部分は、北関東自動車道の一部として計画され、先行して建設されました。この道路は、国道50号水戸バイパスや国道51号と接続することで、水戸市街の交通渋滞緩和や、夏季の海水浴シーズンにおける交通混雑の緩和に貢献しています。

路線データ

起点: 茨城県水戸市酒門町（酒門町交差点）
終点: 茨城県ひたちなか市部田野（ひたちなかIC）
延長: 11.9 km
一般道路部: 1.7 km（水戸市酒門町 - 同市元石川町）
自動車専用道路部: 10.2 km（水戸市元石川町 - ひたちなか市部田野）
車線: 4車線

インターチェンジなど

東水戸道路は全区間が茨城県内に位置しています。インターチェンジの番号は、北関東自動車道からの連番で付与されています。

一般道路

一般道路区間は、全区間が水戸市内にあります。

自動車専用道路

自動車専用道路区間には、以下のインターチェンジが設置されています。

水戸南IC
水戸大洗IC
ひたちなかIC

沿革

1996年（平成8年）12月2日: 水戸南IC - 水戸大洗IC間が開通。
1999年（平成11年）7月22日: 水戸大洗IC - ひたちなかIC間が開通し、全線開通。
2010年（平成22年）
2月2日: 全線が無料化社会実験の対象区間に指定。
6月28日: 無料化社会実験開始。
2011年（平成23年）6月19日: 無料化社会実験終了。

車線・最高速度

自動車専用道路のため、最低速度と最高速度が定められています。

最低速度: 50km/h
最高速度: 80km/h(大型貨物自動車等)、100km/h(その他の車種)

交通量

国土交通省の道路交通センサスによると、東水戸道路の交通量は以下の通りです。

平成22年度の調査期間中には、高速道路無料化社会実験が行われていました。
令和2年度に実施予定だった交通量調査は、新型コロナウイルスの影響で延期されました。

渋滞

土日祝日の午前中には、大洗町やひたちなか市へ向かう行楽客による渋滞が発生します。特に、水戸大洗ICやひたちなかICを先頭に、数キロにわたる渋滞が発生することがあります。

脚注

国土交通省道路交通センサスなどの情報を参照。

関連項目

関東地方の道路一覧
北関東横断自動車道
関東環状道路

外部リンク

* 東日本高速道路株式会社

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