東芝デバイス&ストレージ

東芝デバイス＆ストレージ株式会社：ストレージとデバイス事業を牽引するリーディングカンパニー

東芝デバイス＆ストレージ株式会社は、東芝グループに属する主要企業であり、ストレージ製品と半導体デバイス事業をグローバルに展開しています。2017年7月1日、東芝株式会社からの事業分割により設立され、HDDをはじめとする幅広いストレージ製品や、LSIなどの半導体デバイスの開発、製造、販売を手掛けています。フラッシュメモリ事業はキオクシア株式会社に承継されていますが、東芝グループにおけるストレージとデバイス分野の中核を担う企業として、その存在感を示しています。

多様な製品群と世界を舞台にした事業展開

同社は、HDD、半導体デバイスなど、多岐にわたる製品を製造しています。特にHDD分野では、世界最小の0.85インチHDDを開発した実績を持ち、2005年にはギネス世界記録にも認定されました。携帯電話への搭載など、小型化・高性能化の技術革新に貢献してきました。また、2012年にはウエスタンデジタルとの協業を通して、クライアント向け3.5インチHDDの製造にも参入し、事業領域を拡大しました。生産拠点の効率化を図るため、タイにおける生産子会社の譲渡なども行っています。

半導体デバイス分野においては、フォトカプラーにおいて世界シェア13年連続第1位を誇り、その高い技術力と市場での優位性を確立しています。パワー半導体分野でも世界トップクラスのシェアを獲得しており、電圧や電流の制御・変換に用いられる製品を提供しています。

強固なグループ連携とグローバルなネットワーク

東芝デバイス＆ストレージ株式会社は、東芝グループ内の関連会社と緊密に連携し、技術開発や生産、販売において強固な基盤を築いています。国内グループ会社としては、技術サポート、製造、販売といった各分野を担う企業が連携し、効率的な事業運営を実現しています。また、海外グループ会社は、アジア、ヨーロッパ、アメリカなどに展開しており、グローバル市場への対応力を強化しています。製造拠点、販売拠点のネットワークを通じて、世界各国のお客様に製品を提供しています。

堅実な経営基盤と未来への展望

東芝デバイス＆ストレージ株式会社は、長年にわたる技術開発と蓄積されたノウハウ、そして強固なグループ連携によって、安定した経営基盤を築き上げてきました。今後、IoTやAIなどの技術革新が加速する中で、同社は、ストレージや半導体デバイス分野において、更なる技術開発と市場開拓に積極的に取り組むことで、社会のデジタル化に貢献していきます。グローバルな視点と技術革新を常に意識することで、持続可能な成長を目指し、社会の進化を支える存在であり続けることが期待されています。

主要グループ会社

国内

技術サポート: 東芝デバイスソリューション株式会社、東芝コンピュータテクノロジー株式会社
製造: 株式会社ジャパンセミコンダクター、加賀東芝エレクトロニクス株式会社、豊前東芝エレクトロニクス株式会社、姫路東芝電子部品株式会社
販売: 東芝デバイス株式会社
半導体製造装置: 株式会社ニューフレアテクノロジー
部品材料: 東芝マテリアル株式会社、東芝ホクト電子株式会社

海外

製造: 東芝セミコンダクタ・タイ社、東芝情報機器フィリピン社
* 販売: 東芝エレクトロニクス・アジア社(シンガポール)、東芝エレクトロニクス・アジア社、東芝エレクトロニクス台湾社、東芝エレクトロニクス韓国社、東芝エレクトロニクス・サービス・タイ社、東芝エレクトロニクス・トレーディング・マレーシア社、東芝エレクトロニクス・ヨーロッパ社、東芝アメリカ電子部品社、東芝電子元件上海社

これらのグループ会社との連携により、東芝デバイス＆ストレージ株式会社は、世界規模での事業展開を可能にしています。

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