東芝林間病院

東芝林間病院について

東芝林間病院は、かつて神奈川県相模原市南区上鶴間にあった、東芝グループの医療機関です。東芝健康保険組合が運営する直営病院として、地域医療に貢献してきました。

概要

この病院は、元々東芝健康保険組合の加入員の結核療養を主な目的として開設されました。病院内には訪問看護ステーションも併設されており、患者への総合的なケアを提供していました。

2022年、病院の全事業は医療法人武蔵野総合病院（現在の医療法人ユーカリ）に継承されることが発表され、2023年5月1日をもって事業継承が完了。これに伴い、病院名は「医療法人ユーカリ さがみ林間病院」に、訪問看護ステーションは「医療法人ユーカリ さがみ林間訪問看護ステーション」にそれぞれ改称されました。

沿革

1953年7月：東芝の7つの健康保険組合が共同で設立。診療科目は内科、外科、放射線科の3科で、病床数は115床（結核病床105床、一般病床10床）でした。
1967年4月：東芝健康保険組合の一本化に伴い、東芝健康保険組合直営病院となりました。
1972年3月：新病棟が完成。病床数は200床（結核病床70床、一般病床120床、ドック用10床）に増床されました。
1986年4月：結核病棟が廃止され、一般病床200床体制となりました。
2000年7月：許可病床数が199床に変更されました。
2004年8月：許可病床数が一般病床120床、回復期リハビリテーション病床40床、療養病床39床に変更されました。
2005年3月：内視鏡センターが設立されました。
2005年5月：新病棟が稼働を開始しました。
2005年7月：人間ドックセンターが稼働を開始しました。
2008年4月：療養病床を一般病床に変更し、一般病床199床（内、回復期リハビリテーション病床40床）体制となりました。
2023年5月：東芝健康保険組合から医療法人武蔵野総合病院（現在の医療法人ユーカリ）に事業継承され、病院名が「さがみ林間病院」に変更されました。

診療科

東芝林間病院では、以下の診療科がありました。

神経内科
循環器内科
消化器内科
糖尿病・代謝・内分泌内科
腎臓内科
リウマチ科
外科
整形外科
歯科口腔外科
脳神経外科
皮膚科
眼科
耳鼻咽喉科
泌尿器科
婦人科
麻酔科
放射線科

専門・特殊外来

各専門・特殊外来では、初診に予約が必要でした。

頭痛外来
乳腺外来
ストーマ外来
しびれ外来
血液透析センター
内視鏡センター
人工関節センター
総合健診センター

交通アクセス

小田急江ノ島線東林間駅東口から徒歩2分
国道16号線中和田交差点より東林間方面

脚注

東芝林間病院 （日本語）
東芝健康保険組合 （日本語）

関連項目

東芝
東芝健康保険組合
* 企業立病院

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