東陽村 (熊本県)

東陽村（とうようむら）

東陽村は、かつて熊本県八代郡に位置していた村です。その村名は、東から昇る太陽に未来への発展を重ね、その願いを込めた瑞祥地名として名付けられました。しかし、2005年8月1日、八代市、泉村、千丁町、鏡町、坂本村との合併により、新しい八代市の一部となり、その歴史に幕を閉じました。

歴史

東陽村の歴史は、明治時代の町村制施行にまで遡ります。

1889年4月1日 - 町村制の施行により、八代郡内に河俣村、北種山村、南種山村、小浦村が誕生。
1923年11月1日 - 南種山村、北種山村、小浦村が合併し、種山村が発足。
1955年2月1日 - 種山村と河俣村が対等合併を行い、東陽村が誕生しました。
2005年8月1日 - 八代市、泉村、千丁町、鏡町、そして東陽村が合併し、新たな八代市が誕生。東陽村は廃止されました。

地域

東陽村は、豊かな自然に囲まれた地域でした。村内には、小学校と中学校があり、地域の子どもたちの教育を担っていました。

教育

中学校
東陽村立東陽中学校
小学校
東陽村立河俣小学校
坂より上分校
東陽村立種山小学校
内ノ木場分校

交通

鉄道

村内には鉄道路線は通っていませんでした。最寄りの駅は、JR九州鹿児島本線の有佐駅でした。

道路

主要な道路としては、以下のものが挙げられます。

国道443号
主要地方道：熊本県道25号宮原五木線
県道：熊本県道155号小川八代線など

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

東陽村には、いくつかの名所や観光スポットが存在しました。

若宮神社 - 八代市東陽町南3466
河俣阿蘇神社 - 八代市東陽町河俣2620
石匠館
東陽交流センター せせらぎ

出身著名人

東陽村出身の著名人としては、以下の方々がいます。

弉善大師（釈迦院を開基）
橋本勘五郎（石工。種山石工の一人）
佐田介石（僧侶。攘夷運動・梵暦運動の指導者）
緒方正規（衛生学者、細菌学者）

脚注

[脚注が必要な場合はここに記述]

関連項目

熊本県の廃止市町村一覧
東陽村 (曖昧さ回避)
種山石工

外部リンク

東陽村ホームページ（2006/02/03アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project

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