松井千士

松井千士選手：輝かしい経歴と才能あふれるラグビー人生

1994年11月11日生まれの松井千士選手は、ジャパンラグビーリーグワンの横浜キヤノンイーグルスに所属する、ウィング（WTB）として活躍するラグビー選手です。大阪府大阪市旭区出身の彼は、183cm、88kgの恵まれた体格と、50メートル5.7秒という驚異的なスピードを武器に、華麗なプレーを魅せてきました。

ラグビーとの出会いから高校時代の活躍

松井選手がラグビーと出会ったのは、大阪市立大宮小学校1年生の頃。「大工大高ラグビースクール」への入団をきっかけに、彼のラグビー人生が始まりました。その後、大阪市立大宮中学校を経て、名門・常翔学園高等学校に進学。高校3年生時には、第92回全国高等学校ラグビーフットボール大会で優勝に貢献するなど、頭角を現し始めます。さらに、高校日本代表にも2年時と3年時の2度に渡り選出されるなど、将来を嘱望される存在となりました。

大学、社会人時代を経て日本代表へ

高校卒業後は同志社大学に進学。大学時代も活躍を続け、2015年4月18日に行われたアジアラグビーチャンピオンシップ2015の韓国代表戦で日本代表として初キャップを獲得します。2016年にはリオデジャネイロオリンピックの7人制日本代表バックアップメンバーにも選ばれ、国際舞台への挑戦も開始しました。

2017年、同志社大学卒業後はサントリーサンゴリアス（現・東京サントリーサンゴリアス）へ入団。同年9月2日、ジャパンラグビートップリーグ第3節のヤマハ発動機ジュビロ戦で公式戦初出場を果たします。その後、2018年にはワールドカップセブンズの7人制日本代表にも選出されるなど、7人制ラグビーでも活躍の場を広げました。

キヤノンイーグルスでの活躍と東京五輪

2020年には、キヤノンイーグルス（現・横浜キヤノンイーグルス）へ移籍。そして、2021年には東京五輪の7人制日本代表に内定、さらに主将に任命されるという大役を担いました。五輪での活躍は、日本のラグビー界に大きなインパクトを与えたことは言うまでもありません。

プライベートと今後の展望

2021年12月14日には、元ビーチバレー選手の坂口佳穂さんと結婚。プライベートでも幸せを掴んだ松井選手。兄の謙斗選手も豊田自動織機シャトルズ愛知で活躍するなど、兄弟揃ってトップレベルのラグビー選手として活躍する姿は、多くのラグビーファンを魅了しています。

ニックネームは「ちひと」「アバター」「ナマステ」と多彩な一面も持ち合わせている松井選手。今後の活躍にも期待が高まります。彼のスピードとスキル、そしてリーダーシップは、日本ラグビー界をさらに盛り上げていくでしょう。

関連情報

常翔学園中学校・高等学校
同志社大学ラグビー部
東京サントリーサンゴリアス
横浜キヤノンイーグルス
海士広大（高校・大学時代の同級生）
山田有樹（高校・大学時代の同級生）
東京キヤノンイーグルス メンバー紹介
松井千士 (@chii111114) - X（旧Twitter）
松井千士 (@chihitogram) - Instagram
Chihito Matsui Rugby Union

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