松崎和彦

松崎 和彦について

松崎和彦（まつざき かずひこ、1969年2月18日生まれ）は、プロレスラーであり空手家としても知られています。彼はかつて「松崎駿馬」というリングネームで活躍していました。1990年代から続くインディープロレスの歴史を知る貴重な存在で、基本に忠実なスタイルで評価されています。最近でも多くの団体に出場し続けるなど、精力的に活動を続けています。

経歴の始まり

松崎は1989年に20歳の時にパイオニア戦志に入門し、プロレスの道を歩き始めました。しかし、パイオニア戦志が消滅した後は、オリエンタルプロレスに移籍。そこで1992年7月27日の徳島市立体育館大会にて、安宰弘との試合でデビューを果たしました。

その後、彼は1993年にIWA流山に加入し、インディー団体の統括組織である「レスリング・ユニオン」（後のユニオンプロレス）に参戦。東京プロレスや湘南プロレスを経て、1997年に新東京プロレスに加わりました。石川敬士、川畑輝鎮、奥村茂雄と「石川一家」としてチームを組んで活動し、タッグマッチでも多数の対戦を行いました。

1998年には新東京に来日した若手プロレスラーであるエッジ&クリスチャンとタッグを組む試合も経験しました。その新東京プロレスが解散した後は、大日本プロレスに移籍し、1999年9月7日に『神風』とのコンビでBJW認定タッグ王者となる栄光を手にしました。

その後の活動

2003年8月に大日本プロレスを退団後、彼は新たに立ち上げられたWJプロレスに参戦し、2012年には大仁田厚が率いる「邪道軍」に加わりました。2015年には熊本で異種格闘技戦を行いますが、結果はKO負けとなりました。

さらに、2018年6月23日には復活したNWA認定ミズーリ州ヘビー級王座の決定戦で田馬場貴裕を下し、見事に王座を獲得しました。2020年以降も、TTTプロレスリングやプロレスリングアライヴ、COMBO、イーグルプロレス、夢闘派プロレスリングなどの団体で活動を続けています。また、誠心会館川崎支部長として空手の指導にも力を注いでいます。2020年7月5日にはプロレスリングアライヴに入団しました。

タイトル歴と得意技

松崎は数々のタイトルを獲得しており、特にBJW認定タッグ王座の第9代王者であり、パートナーは『神風』。また、CCWカナディアンヘビー級王座やNWA認定ミズーリ州ヘビー級王座も手に入れています。彼は得意技として伝統芸能ネックブリーカーやバックドロップを持ち、試合でその実力を発揮しています。

音楽と最後に

松崎の入場曲には京浜狂走曲（クレイジーケンバンド）が使用されており、彼の個性を際立たせる重要な要素となっています。

現在も多くの人々に愛され続ける松崎和彦のプロレスリンガーとしての活動は、彼の情熱と技術が証明するものです。

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