松本圭介 (財務官僚)

松本圭介（まつもと けいすけ）

概要

松本圭介氏は、日本の財務官僚であり、財務省主計局主計官（総務課（企画担当））を務めています。東京大学経済学部を卒業後、大蔵省（現財務省）に入省以来、主計局を中心に、税制、金融、内閣官房など、多岐にわたる分野で重要な役職を歴任してきました。現在は、予算のフレームワークを策定する上で重要な役割を担っています。

来歴

1998年に大蔵省に入省し、主税局調査課に配属されました。入省後すぐに「フランス税制の調査研究」を命じられ、専門性を高めました。その後、ジョージタウン大学でMBAを取得し、国際的な視野を養いました。

2002年7月には内閣府政策統括官付の政策企画専門職として、財政運営の基本方針策定に携わり、「骨太の方針」の取りまとめに貢献しました。2010年7月には主計局主計官補佐として年金予算を担当し、厚生労働分野の予算編成に携わりました。その後、主計局法規課長補佐、主計局主計官補佐（経済産業担当）兼主計局司計課予算執行調査官などを経て、2017年7月には大臣官房秘書課長補佐（総括）に就任しました。

2019年7月には東京国税局査察部長に異動し、国税査察の現場を指揮しました。2020年7月には内閣官房内閣参事官（内閣人事局）兼内閣官房内閣総務官室として、内閣の人事や総務に関わる業務を担当しました。

2022年7月には主計局調査課長兼主計局主計企画官（財政分析担当）に就任し、財政分析の専門家として活躍しました。2023年7月には主計局主計官（厚生労働、こども家庭担当）兼主計局内閣第一係となり、厚生労働省とこども家庭庁の予算編成を担当しました。そして、2024年7月には、予算のフレーム（枠）を策定する主計局主計官（総務課（企画担当））に就任し、現在に至ります。

略歴

1998年4月：大蔵省入省（主税局調査課）
1999年：仙台国税局調査査察部
2000年6月：留学（ジョージタウン大学）
2002年7月：内閣府政策統括官（経済財政 - 経済社会システム担当）付参事官（財政運営の基本方針担当）付政策企画専門職
2004年7月：財務省大臣官房総合政策課長補佐（渉外政策調整）
2005年7月：金融庁総務企画局市場課長補佐
2007年7月：金融庁総務企画局総務課長補佐（金融担当副大臣秘書官）
2008年7月：金融庁監督局証券課長補佐
2010年7月：主計局主計官補佐（厚生労働第五係主査）（年金予算担当）
2012年：主計局法規課長補佐
2013年6月：主計局主計官補佐（経済産業第一、二係主査）兼主計局司計課予算執行調査官
2014年7月9日：主税局税制第三課長補佐 兼 主税局税制第三課審査室長
2016年6月28日：主税局税制第二課長補佐 兼 主税局税制第二課企画調整室長
2017年7月10日：大臣官房秘書課長補佐（総括）
2018年7月17日：大臣官房企画官 兼 大臣官房秘書課調整室長
2019年7月10日：東京国税局査察部長
2020年7月22日：内閣官房内閣参事官（内閣人事局）兼内閣官房内閣総務官室
2022年7月1日：主計局調査課長 兼 主計局主計企画官（財政分析担当）
2023年7月7日：主計局主計官（厚生労働、こども家庭担当）兼主計局内閣第一係
2024年7月5日：主計局主計官（総務課（企画担当））

松本圭介氏は、財務省におけるキャリアを通じて、日本の財政運営に多大な貢献をしてきた人物と言えるでしょう。

もう一度検索