松林茂

松林 茂（まつばやし しげる）のプロ[[野球選手]]としての経歴

松林茂は1947年8月23日生まれ、山口県出身の元プロ[[野球選手]]です。彼のポジションは投手であり、特徴的な投法としてアンダースローを用いました。

若き日の姿

松林は岩国工業高校に在籍していた頃、1965年の夏の甲子園県予選で準々決勝に進出しましたが、下関中央工に延長17回で惜しくも敗れました。高校卒業後は大昭和製紙に入社し、そこで野球を続けることとなりました。その後、大昭和製紙北海道に転籍し、厳しい競争の中で成長していきましたが、大舞台での活躍は限られていました。1972年の産業対抗では先発[[投手]]として準決勝に進出。日本石油の五月女豊との投手戦に挑むも、延長14回で町田公雄に決勝本塁打を浴びて0-2で敗れました。とはいえ、この大会での活躍から彼は優秀選手に選ばれることとなりました。

プロ入りとカープ時代

1973年、松林はドラフトで2位指名を受け、広島東洋カープに入団しました。カープでは主に中継ぎ投手として活躍し、アンダースローからカーブやシュートを投げる技術を身につけました。1974年には30試合に登板し、存在感を示しました。その後のオフに三輪悟、米山哲夫とのトレードで太平洋クラブライオンズに移籍します。

太平洋クラブと中日移籍

移籍後も中継ぎとしての役割を全うした松林は、1976年9月19日に日本ハムとの試合で先発として出場しました。一回に先頭打者本塁打を浴びましたが、その後は立ち直り、6回を降雨コールドで1失点に抑え、初完投勝利を手にしました。その後、1976年のシーズン終了を待って中日ドラゴンズにトレード移籍し、1978年に引退を迎えました。

主な記録

松林のプロ[[野球選手]]としてのキャリアにおける著名な記録には以下があります：

• - 初登板：1973年4月19日、対読売ジャイアンツで4失点で敗戦
• - 初勝利：1974年5月21日、対中日ドラゴンズで5回無失点
• - 初安打：1974年6月8日、対中日ドラゴンズで水谷寿伸から単打
• - 初完投勝利：1976年9月19日、対日本ハムファイターズで6回1失点
• - 初セーブ：1977年6月7日、対大洋ホエールズで無失点

背番号

• - 12（1973年 - 1974年）
• - 16（1975年 - 1976年）
• - 46（1977年 - 1978年）

松林茂は、日本のプロ野球界で一定の存在感を放った投手であり、その投球スタイルは多くのファンに愛されました。彼のキャリアは多くの試合での奮闘と成果に満ちており、今でも記憶に残る選手の一人です。

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