松浜町 (新潟市)

松浜町の概要

松浜町（まつはまちょう）は、新潟県新潟市の北区及び東区に所在する地域で、郵便番号は北区が950-3121、東区が950-0001です。1954年に現在の町名が制定され、阿賀野川の河口近くに位置しています。

かつての松浜町は江戸時代から存在し、1954年まで松ヶ崎浜村として知られていました。1968年から1983年の間に、向陽、下山、太平、根室新町、松浜といった町字が分立し、2007年に新潟市が政令指定都市に移行した際に現在の北区と東区に分かれました。

隣接する町字

松浜町は、北区に位置する他の町字と東区の町字に囲まれています。北側には太夫浜と松浜東町があり、それぞれ新井郷川を挟んで松浜町と接しています。また、東区には下山、根室新町、太平、河渡新町、河渡、船江町が隣接し、阿賀野川を挟む形で松浜みなとと接しています。

歴史に見る松浜町

松浜町の歴史は古く、1954年の町名変更以降も多くの町字が分立してきました。以下に分立した町字について紹介します。

向陽町（こうよう）

1973年に現在の新潟市東区に設立された町名で、1丁目から3丁目に分かれています。かつては松林に囲まれていましたが、1964年の新潟地震後に多くの地域が宅地として利用されるようになりました。

下山町（したやま）

1979年に新潟市東区に設立され、町名は松ヶ崎浜村に由来します。今やこの地域は発祥の地とされています。

太平町（たいへい）

1968年に新潟市東区に設立され、1丁目から4丁目があります。ここもかつては畑や松林が広がっていましたが、1964年の新潟地震を経て宅地化が進みました。

根室新町（ねむろしんまち）

1968年に成立した町名で、由来は松浜町字下山にかつて存在していた「ねむろ」という集落です。

松浜町（まつはま）

1972年に現在の新潟市北区として町名が設けられ、一部地域は1993年に松浜8丁目に分割されました。

松浜本町（まつはまほんちょう）

1991年に施行された町名で、新潟市北区に位置します。

松浜東町（まつはまひがしまち）

新潟市北区にあり、1996年に町名が施行されました。

松浜みなと（まつはまみなと）

1993年に新潟市北区に施行された町名です。

年表

• - 1954年4月5日: 新潟市に合併されて町字となる。
• - 1964年6月6日: 昭和天皇が第19回国民体育大会の際に新潟県を訪問し、松浜工場を視察。
• - 2007年4月1日: 新潟市が政令指定都市に移行し、北区の町字として設定される。

世帯数と人口

2018年1月31日の時点で、松浜町の世帯数と人口は詳細に記録されています。

学区情報

松浜町に所在する市立小・中学校の学区は地域によって異なり、教育環境が整っています。

主な企業と施設

新潟市北区には、三菱ガス化学の新潟工場があり、東区には新潟市消防局の東消防署空港前出張所などの施設があります。

交通アクセス

空の交通網は新潟空港が担っており、実際は東区の一部として位置し、滑走路の一部は船江町にあります。これにより、松浜町へのアクセスも便利となっています。

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