林孝二郎

林孝二郎氏は、1946年1月、千葉市に生まれました。千葉市立葛城中学校、県立千葉高校を経て、1969年に東京大学工学部都市工学科を卒業。同年、建設省に入省し、国土庁、富山県庁、愛知県庁などで都市づくり、地域づくりに携わりました。

1992年には千葉市都市局長に就任し、その後、1995年には国土庁大都市圏整備課長、1997年には東京都防災都市づくり、開発計画部長を歴任。2002年には千葉市副市長に就任し、都市行政の中枢を担いました。2008年12月、千葉市副市長を退任。

2009年、当時の千葉市長・鶴岡啓一氏から後継指名を受け、千葉市長選挙に立候補しましたが、選挙戦中に鶴岡氏が収賄容疑で逮捕されるという逆風の中での戦いとなりました。選挙には、林氏の他に元千葉市議会議員の熊谷俊人氏、日本共産党所属の結城房江氏が立候補。結果、林氏は熊谷氏に大差で敗れました。

2022年には、長年の地方自治への貢献が認められ、令和4年春の叙勲で瑞宝中綬章を受章しています。

林氏は、都市計画や地域開発の分野で豊富な経験と実績を持ち、地方行政に大きな足跡を残した人物と言えるでしょう。

経歴詳細

1946年: 千葉市に生まれる
千葉市立葛城中学校卒業
1964年: 県立千葉高校卒業
1969年: 東京大学工学部都市工学科卒業
1969年: 建設省入省
国土庁、富山県庁、愛知県庁などで勤務
1992年: 千葉市都市局長
1995年: 国土庁大都市圏整備課長
1997年: 東京都防災都市づくり、開発計画部長
2002年: 千葉市副市長
2008年12月: 千葉市副市長を退任
2009年: 千葉市長選挙に立候補、落選
2022年: 瑞宝中綬章受章

その他

東京大学の人物一覧にも名前が掲載されています。

特記事項

2009年の千葉市長選挙では、当時の現職市長の逮捕という異例の事態の中での選挙戦となりました。
林氏が後継指名された背景には、都市計画や地域開発における豊富な経験と実績があったと考えられます。
* 瑞宝中綬章の受章は、林氏の長年の地方自治への貢献が社会的に評価されたことを示しています。

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