柳川和樹

柳川和樹：ゲーム音楽を中心に活躍する作曲家、編曲家

柳川和樹氏は、1986年9月9日神奈川県生まれの作曲家、編曲家です。湘南高等学校、武蔵工業大学卒業。幼少期からエレクトーンを習い、中学時代は吹奏楽部に所属しトロンボーンと指揮を担当。中学3年生から独学で作曲を始めました。

20歳の時には、第10回21世紀の吹奏楽『響宴』に作品を出品するなど、若くから音楽活動を展開。大学卒業後は株式会社ガストに入社し、主に人気シリーズ『アトリエ』シリーズのサウンド制作に携わりました。2011年に一度退社しフリーとして活動した後、再びガストに戻り、コーエーテクモゲームスへの合併後も『アトリエ』シリーズのサウンド制作を継続。2017年に再びフリーランスとなります。

フリーランスとなってからも、その才能は広く認められ、数々の賞を受賞しています。PlayStation Game Music大賞2018では、参加サウンドトラックがアルバムランキングで上位に複数作品ランクインし、アトリエシリーズ全体でも特別賞のクリエイティブサウンド賞を受賞。PlayStation Game Music大賞2021では、『ライザのアトリエ2 〜失われた伝承と秘密の妖精〜』オリジナルサウンドトラックがSpotifyストリーミング部門で6位にランクインし、特別賞のフェアリーサウンド賞を受賞しました。

柳川氏の活動は多岐に渡り、作曲、編曲に加え、作詞、効果音作成、笛の演奏なども行っています。一部作品では、トロンボーン、ユーフォニアム、ギターも演奏するなど、多様な楽器演奏スキルも持ち合わせています。

代表的な作品

柳川氏は、多くのゲーム、アニメ、CDの音楽制作に携わってきました。代表的な作品としては、以下のものがあります。

ゲーム音楽：

『アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く』
『トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜』
『メルルのアトリエ 〜アーランドの錬金術士3〜』
『アーシャのアトリエ 〜黄昏の大地の錬金術士〜』
『エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜』
『シェルノサージュ〜失われた星へ捧ぐ詩〜』
『アルノサージュ〜生まれいずる星へ祈る詩〜』
『シャリーのアトリエ 〜黄昏の海の錬金術士〜』
『よるのないくに』シリーズ
『ソフィーのアトリエ』シリーズ
『ライザのアトリエ』シリーズ
『ネルケと伝説の錬金術士たち 〜新たな大地のアトリエ〜』
『ルルアのアトリエ 〜アーランドの錬金術士4〜』
その他多数のゲーム作品

アニメ音楽：

『エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜』
『異世界はスマートフォンとともに。』
『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』

CD音楽：

『アルトネリコ』シリーズ関連CD
『アトリエ』シリーズ関連CD
『よるのないくに』シリーズ関連CD
* その他多数のCD作品

楽曲提供：

数多くのアーティストや声優に楽曲を提供しており、その幅広い活動は、ゲーム音楽の枠を超えています。

吹奏楽作品：

コンクール出品作品や委嘱作品など、吹奏楽のための作品も多数制作しています。

まとめ

柳川和樹氏は、ゲーム音楽を中心に、アニメ音楽、CD音楽など幅広い分野で活躍する実力派作曲家、編曲家です。その類まれな才能と多様な活動は、今後も多くの音楽ファンを魅了し続けることでしょう。 彼の公式サイトやソーシャルメディアを通じて、より詳細な情報を確認することができます。

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