柴田侊彦

柴田侊彦（しばた てるひこ）

柴田侊彦は1943年9月18日生まれの日本の俳優や声優で、東京都を出身としています。彼の本名は同じく柴田侊彦であり、日本大学藝術学部演劇科を卒業後、様々な芸能活動を行っています。かつては山口事務所や旅人プロに所属していました。

来歴・人物

柴田侊彦は、劇団俳優座の養成所第15期生として演技を学びました。彼の姉は女優の弓恵子で、義兄は宮口二郎という俳優です。また、父親は名悪役として知られる潮万太郎であり、兄の柴田昌宏も俳優の経歴があります。これらの家族の影響もあり、彼は薄幸な役柄を演じることが多く、時代劇や刑事ドラマによく出演しています。

1970年代から1990年代にかけて、特に多くの作品でやむなく犯罪に走る犯人や被害者役として、柴田は観客にその存在感を印象づけました。声優としては、海外ドラマ『大草原の小さな家』でのチャールズ役の吹き替えが特に知られています。最近では時代劇の舞台公演などにも精力的に参加しており、彼の特技である乗馬も活かされています。

主な出演作品

テレビドラマ

柴田侊彦は数多くのテレビドラマに出演し、特に1970年代から1990年代の時代劇で活躍しました。彼の代表作には、『青春とはなんだ』や『七人の刑事』、『水戸黄門』、『鬼平犯科帳』などがあります。『水戸黄門』では、様々なエピソードで重要な役を務めており、特に印象に残るキャラクターとして知られています。

映画

柴田は映画でも活躍し、例えば『女のみづうみ』や『仕掛人梅安』などの作品に出演しています。彼の演技力は、多くの観客に強く印象づけられ、特に時代劇映画での存在感が光っています。

声優

声優としても非常に多才で、1984年に公開された劇場アニメ『名探偵ホームズ』にてシャーロック・ホームズの声を担当しました。また、その他様々なアニメや吹き替え作品で活躍しており、特に海外のドラマや映画では彼を代表する吹き替えとして知られる役も数多くあります。

終わりに

柴田侊彦は、今後も日本の演劇界や声優業界でその存在感を発揮し続けるでしょう。彼の独特な演技スタイルや多彩な役柄は、観客の記憶に残り続けるでしょう。家族の影響を受けつつ、独自のキャリアを築いてきた彼の今後の活躍にも大いに期待されます。

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