栃木県道・福島県道68号那須西郷線とは？意味をやさしく解説

栃木県道・福島県道68号那須西郷線

栃木県道・福島県道68号那須西郷線は、栃木県那須郡那須町から福島県西白河郡西郷村へと至る主要地方道です。那須高原の自然豊かな風景の中を走り抜け、地域間の交流を支える重要な役割を担っています。

概要

那須西郷線は、那須高原の交通の要衝である広谷地交差点からスタートし、那須高原の東部を縦断して福島県西郷村へと続いています。ルートの途中、高久丙大沢付近では、相模鉄道（相鉄不動産）が開発した別荘地「相鉄の那須」の南端を経由します。この道路は、観光客にとっても地域住民にとっても、利便性の高い移動手段となっています。

路線データ

- 総延長：18.094 km（栃木県区間：14.769 km、福島県区間：3.325 km）
- 実延長：17.846 km（栃木県区間：14.521 km、福島県区間：3.325 km）
- 起点：栃木県那須郡那須町大字高久乙（広谷地交差点、栃木県道17号那須高原線・栃木県道30号矢板那須線交点）
- 終点：福島県西白河郡西郷村大字小田倉字稗返（稗返交差点、国道4号交点）
- 認定：1961年（昭和36年）4月1日

歴史

那須西郷線は、1961年（昭和36年）4月1日に主要地方道小田倉那須線として初めて認定されました。その後、1983年（昭和58年）1月11日に福島県によって県道路線として認定され、同年1月17日の告示改正により、現在の路線名である那須西郷線に改称されました。1993年（平成5年）5月11日には、建設省（現在の国土交通省）から主要地方道として指定されています。