栗山夕璃

栗山夕璃（くりやま ゆうり）

栗山夕璃は、シンガーソングライター、作曲家、作詞家、ボカロPとして活躍する日本のアーティストです。音楽バンド「Van de Shop」に所属し、ボカロP名義である「蜂屋ななし」としても広く知られています。

略歴

彼女の音楽への関心は、小学6年生の時にBUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKENの楽曲を聴いたことから始まりました。その後、ギターを手に入れ、高校では軽音楽部に参加し、本格的に音楽活動をスタートしました。しかし、家庭の事情から高校2年生の時には一人暮らしを開始。生活費を稼ぎながら大学進学を目指し、非常に努力を重ねた結果、ニューヨークの大学への合格を果たしましたが、親からのサインを得られず、さらには健康を害し入院することに。彼女はこの時期を振り返り、「世界を恨んでいた」と語っています。

2014年、入院中に感じた社会への怒りから、ボカロ曲を投稿し始めました。これが彼女のボカロPとしての活動の始まりです。2016年には、自身が結成したバンド「VAN DE SHOP」との共作、曲『ONE OFF MIND』がニコニコ動画で初の「殿堂入り」を果たし、彼女の名声を高める契機となりました。この曲は、繊細な生音と中毒性のあるメロディから、高い評価を得ています。

しかし、2020年8月に彼女は突然ボカロPとしての活動を引退すると発表しました。引退の理由としては、世の中への怒りや鬱憤が解消されたことを挙げています。

その後の6ヶ月間は沈黙を守っていましたが、2021年2月に新たにシンガーソングライター名義の栗山夕璃として活動を再開することを発表。彼女は同年10月に「蜂屋ななし」としての最後のアルバム『Anaphylaxie Bea』をリリースし、またバンド「Van de Shop」との初の作品『レセプション』も配信リリースしました。

人物

栗山夕璃のファンは「蜂屋組」と呼ばれ、彼女はファンから「組長」として親しまれています。また、同じボカロPである煮ル果実と親しい関係にあり、彼の楽曲「イヱスマン」で共同編曲を手がけるなどのコラボレーションも行っています。逆に、栗山の作品「ディジーディジー」では煮ル果実が共同編曲を担当しています。彼女自身もメニエール病を発症したことがあるといいます。

ディスコグラフィー

栗山夕璃はシングルやアルバムを多数リリースしています。

シングル

• - 蜂屋ななし名義
• - 栗山夕璃名義

- 彼女のシングルはさまざまなジャンルやスタイルが展開されています。
- 楽曲提供

• - Van de Shop名義

アルバム

• - 栗山夕璃名義
• - Van de Shop名義

脚注

栗山夕璃の音楽は感情豊かで、聴く人の心に響くものがあります。彼女の活躍にますます期待が寄せられています。

外部リンク

• - 栗山夕璃 (@KuriyamaYuri88) - X（旧Twitter）
• - 栗山夕璃 - ニコニコ動画ユーザーページ
• - 公式ウェブサイト

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