核兵器一覧

各国の核兵器一覧

このページでは、各国の核兵器に関する情報をまとめています。核兵器の種類、開発経緯、特徴などを国別に詳しく解説します。

アメリカ合衆国の核兵器

アメリカ合衆国は、世界で初めて核兵器を開発・使用した国です。その核兵器は、大きく分けて核爆弾、核砲弾、核爆破資材、核弾頭に分類できます。

核爆弾

1968年までは「Mark」番号、それ以降は「B」番号で分類されています。

Mark 1 - "リトルボーイ"：広島で使用されたガンバレル型ウラン爆弾 (13-16Kt, 1945年-1950年)
Mark 3 - "ファットマン"：長崎で使用された爆縮方式プルトニウム爆弾 (22Kt, 1945年-1950年)
Mark 17：アメリカ合衆国で最も威力の大きい熱核爆弾の一つ (10-15 Mt, 1954年-1957年)
B61：現在も配備中の核爆弾 (0.3-340kt, 1966年-)
B83：現在も配備中の核爆弾 (最大1.2Mt, 1983年-)

核砲弾

大砲から発射される核兵器です。

W23：16インチ砲弾 (406 mm) 用 (1956年-1962年) ガンバレル型
W9：280mm砲弾用 (1952年-1957年) ガンバレル型
W33：8インチ砲弾 (203 mm) 用 (1957年-1992年) ガンバレル型
W48：155mm砲弾用 (1963年-1992年)

核爆破資材 (Atomic Demolition Munition)

W-7/ADM-B (c.1954-1967年)
W54：特殊核爆破資材(SADM) (1965年-1989年)

核弾頭

ミサイルに搭載される核兵器です。

W25：AIR-2 ジニー空対空ロケット用 (1957年-1984年)
W76：UGM-96A トライデント I 用 (1978年-配備中)
W78：LGM-30 ミニットマン III 用 (1979年-配備中)
W87：LGM-118A ピースキーパー、LGM-30 ミニットマン III 用 (1986年-配備中)
W88：UGM-133A トライデント II 用 (1988年-配備中)

イギリスの核兵器

イギリスは、核兵器を保有する国の一つです。核爆弾、核ミサイル、核地雷などを開発・保有していました。

ブルーダニューブ (Blue Danube)：核爆弾
ヴァイオレットクラブ (Violet Club)：核爆弾
イエローサン (Yellow Sun)：核爆弾
ブルースチール (Blue Steel)：核ミサイル
ブルーピーコック (Blue Peacock)：核地雷

フランスの核兵器

フランスも、核兵器を保有する国の一つです。核爆弾、核弾頭などを開発・保有しています。

AN-11：核爆弾
AN-22：核爆弾
AN-52：核爆弾
TN 75：核弾頭

ソ連・ロシアの核兵器

ソ連（現ロシア）は、アメリカ合衆国と並ぶ核兵器大国でした。現在も多くの核兵器を保有しています。

RDS-1：ソ連初の核爆弾 (22kt)
RDS-37：ソ連初の二段階反応方式の水素爆弾 (1.6Mt)
RDS-220：ツァーリ・ボンバ (50Mt)

関連項目

不活性貯蔵弾頭

外部リンク

nuclearweaponarchive.org-Allbombs（英語）
nuclearweaponarchive.org-Designations Of U.S. Nuclear Weapons（英語）
globalsecurity-Historical United States Nuclear Weapons（英語）

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