根岸雅史

根岸 雅史のプロフィール

根岸 雅史（ねぎし まさし）は、1959年3月生まれの日本の英語教育学者で、東京外国語大学の特任教授及び名誉教授を務めています。さらに、応用言語学の博士（Ph.D.）の資格を持ち、英語教育に関する幅広い専門知識を有しています。

学歴とキャリア

埼玉県立熊谷高等学校を卒業後、1982年に東京外国語大学の外国語学部英米語学科を卒業しました。その後、東京学芸大学大学院に進学し、英語教育を専攻して修士号を取得。さらに、イギリスのレディング大学にて応用言語学を学び、1996年には同大学からPh.D.を取得しています。

教育者としてのキャリアは、1985年から始まりました。最初は埼玉県立熊谷女子高等学校で講師として教鞭を取り、その後小山工業高等専門学校に移ります。1988年には東京外国語大学の外国語学部に助手として採用され、段階を経て1990年に講師、1995年に助教授、2002年には教授に昇任しました。

その後、東京外国語大学の大学院地域文化研究科言語教育学講座の教授としても貢献し、特に2009年からは総合国際学研究院で言語文化部門の教授として活動しています。2024年には定年退職し、名誉教授の称号を得る予定です。

専門分野

根岸氏の専門は主に英語教育学であり、特に言語テスト論や英語のリーディング論に深い知見を持っています。彼の研究は、教育現場での英語教材の効果や、テストの構造に対する理解を深めることを目的としています。

著書

数々の著書を執筆しており、その中には日本の高等学校向けの英語検定教科書『Planete Blue英語I・英語II・オーラル・コミュニケーションI・オーラル・コミュニケーションII・リーディング・ライティング』の編集主幹を務めた実績があります。また、2003年には『平成13年度小中学校教育課程実施状況調査報告書中学校英語』という共著も発表しています。

さらに、1993年には『英語教師の四十八手＜第2巻＞テストの作り方』を単著で執筆し、研究社出版より刊行しました。また、同年に大修館書店から『無責任なテストが「落ちこぼれ」を作る』という共著も発表し、英語教育の重要性と問題点に関する考察がなされています。

外部リンク

根岸雅史氏の業績については、以下の外部リンクからも確認できます。

• - 研究者情報 - researchmap
• - J-GLOBAL - 根岸雅史
• - KAKEN - 科学研究費助成事業データベース
• - 東京外国語大学 研究者総覧

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