根雨駅

概要

根雨駅（ねうえき）は、鳥取県日野郡日野町根雨に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）伯備線の駅です。日野町の中心駅であり、特急「やくも」も約半数が停車します。特急「やくも」は基本的に当駅に停車する場合、隣の生山駅を通過しますが、下り最終列車のみ両駅共に通過します。事務管理コードは▲640405です。

歴史

根雨駅は、1922年（大正11年）7月30日に鉄道省伯備北線（現・伯備線）の江尾駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開業しました。同年11月10日には、伯備北線が当駅から黒坂駅まで延伸し、途中駅となりました。1928年（昭和3年）10月25日には、伯備北線が伯備線の一部となり、当駅もその所属となりました。その後、1982年（昭和57年）11月7日に貨物取扱が廃止され、1985年（昭和60年）3月14日には荷物扱いも廃止されました。1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となりました。2016年（平成28年）12月17日からはICカード「ICOCA」の利用が可能となり、ICカード専用簡易改札機が導入されました。

駅構造

根雨駅は、単式ホームと島式ホームが複合した2面3線の地上駅です。列車交換、待避、折り返しが可能です。駅舎は単式1番のりば側に古い木造のものが現存しており、島式の2・3番のりばへは跨線橋で連絡しています。直営駅で、みどりの窓口が設置されていますが、早朝と夜間は無人となる時間帯があり、日中にも数回窓口が閉鎖される時間帯があります。

のりば


上り本線は1番のりば、下り本線は2番のりばを使用します。
3番のりばは上下副本線であり、特急列車の接続や通過待ちに使用されます。信号設備上、両方向の入線と出発に対応しています。
2021年10月1日までは、米子発の平日22時台の最終列車が当駅止まりでした。この列車は旅客扱い終了後、米子駅まで回送されていました。ただし、以前から当駅での夜間留置は行われていません。

利用状況

近年の一日平均乗降人員の推移は以下の通りです。
（データは省略）

駅周辺

駅前にはバスのりばがあり、ポールが立っています。停留所の名称は「根雨駅前」です。

日野町営バス

日野病院・下菅・黒坂駅前・上菅駅前・生山駅前
日野病院・長楽寺入口・別所・小原
日野病院・横路入口・門・金持神社前・板井原（循環）
ホワイト急便前・サンプラザ前

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

伯備線

黒坂駅 - 根雨駅 - 武庫駅

特急「やくも」の隣の停車駅については、各列車の記事を参照してください。

脚注

（出典情報は省略）

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

根雨駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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