桐生川

桐生川（きりゅうがわ）

桐生川は、群馬県桐生市を主体に流れる、利根川水系渡良瀬川の支流となる一級河川です。その源流は、桐生市梅田地区の最高峰である根本山にあり、そこから南へと流れていきます。

地理

桐生川は、根本山に端を発し、南へ流れる過程で、忍山川、高沢川、黒川といった支流を合わせ、栃木県足利市小俣町にて渡良瀬川に合流します。その流域は、上野国（こうずけのくに、現在の群馬県）と下野国（しもつけのくに、現在の栃木県）の両国にまたがるという特徴を持っています。

流域の自治体

桐生川の流域には、以下の自治体が含まれます。

栃木県
佐野市
足利市
群馬県
桐生市

桐生川源流林

根本山の南麓一帯には、豊かな森林が広がっており、「桐生川源流林」として、森林浴の森百選および水源の森百選に選定されています。この森林内には遊歩道が整備されており、市街地からのアクセスも容易なため、梅田湖を中心とした親水活動や森林浴を楽しむ人々が多く訪れます。

所在地：群馬県桐生市梅田町

支流

桐生川には、以下のような支流があります。

大洲川
皆沢川
忍山川
高沢川
黒川
村松沢
新川
小友川

河川施設

桐生川には、以下の河川施設があります。

桐生川ダム（梅田湖）

橋梁

桐生川には、上流から下流にかけて数多くの橋が架けられています。以下に主な橋梁を列挙します。

不死熊橋
遠上橋
大瀧橋
東原橋
津久原橋（群馬県道337号上藤生大洲線）
高仁田橋
蛇留渕橋（群馬県道337号上藤生大洲線）
馬立橋（群馬県道337号上藤生大洲線）
源蔵橋
橋場橋
出沢橋
閉籠里橋（群馬県道337号上藤生大洲線）
小倉橋
梅田大橋（群馬県道・栃木県道66号桐生田沼線）
高橋
穴切橋
中屋橋（高橋）
塩之瀬橋（瀬馬之橋）
上菱橋
跳滝橋
観音橋
小松橋
天神橋
中里橋
稲荷橋
幸橋（坂西桐生線）
広見橋
八坂橋
宿之島橋（山之越橋）
小沼橋
両国橋
白髭橋（旧河道）
上濁沼橋
白髭濁沼橋
桐生川橋梁（両毛線）
境橋（桐生岩舟線）
名称不明


桐生川は、その豊かな自然と、人々の生活に密着した流れが特徴的な河川です。

もう一度検索