桜川市立岩瀬小学校

桜川市立岩瀬小学校について

桜川市立岩瀬小学校（さくらがわしりつ いわせしょうがっこう）は、茨城県桜川市の鍬田に位置する公立の小学校です。教育の基本方針は、「自ら学び、心豊かに、たくましく生きる生徒の育成」です。この学校は、子どもたちの自立した学びを重視し、彼らが持つ潜在能力を引き出すべく努めています。

教育目標と学校像

岩瀬小学校は、子どもたちがやる気と自信を持って学び、教師と児童が温かい関係を築けるような環境作りを目指しています。学校が美しく整い、元気な声が絶えず響く校内を実現することも重要な目標の一つです。

さらに、教師自身も魅力的な存在であるべく、「学び合う」「認め合う」教室の運営や、自主的な特別活動の展開を行い、働き方改革を進めています。

沿革

岩瀬小学校の歴史は1875年（明治8年）にさかのぼります。最初は犬田村、 新田村、鍬田村の児童を対象とした犬田小学校として創立され、1892年には新たに岩瀬に校舎を建設し、「西那珂第二尋常小学校」と改定されました。時代とともに、1939年には現在の位置に校舎を移転し、その後1941年に「岩瀬第二国民学校」、1947年には「岩瀬第二小学校」と変更されていきました。さらに1955年には町村合併により「岩瀬町立岩瀬小学校」と名を改め、その後2005年には桜川市立岩瀬小学校として現在に至っています。近年では、2017年にフィリピンのバコール市との国際交流も始まりました。

学校施設

校舎は3階建てで、特別棟として2階建ての建物も有しています。また、体育館や広いグラウンド、プール、ビオトープといった充実した施設が整っています。通学区域は桜川市内の各地域から広がっており、富谷地区の低学年はスクールバスを利用して通学しています。

学校行事

岩瀬小学校では、年間を通じて様々な学校行事が行われています。4月には始業式と入学式があり、5月にはきたぐり遠足、修学旅行、生徒総会があります。7月には終業式、10月には運動会が開かれ、11月には紫峰祭（文化祭）が開催されます。また、年度末の3月には6年生を送る会や卒業式、修了式が行われ、卒業を祝います。

進路と交通

進路については、多くの卒業生が岩瀬西中学校に進学しますが、茨城大学教育学部附属中学校や茨城中学校・高等学校へ進む児童も少なくありません。学校へのアクセスは、JR東日本の水戸線・岩瀬駅から徒歩約15分、桜川市バス「ヤマザクラGO」の鍬田バス停から徒歩6分です。

岩瀬小学校は、地域に根差した教育を通じて、子どもたちの成長を支えていく存在です。

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