梅北眞衣

梅北眞衣（うめきた まい）

1998年12月2日生まれ、大阪府守口市出身の日本の女子柔道選手です。48kg級で活躍しており、身長は152cm、血液型はO型、段位は弐段です。右組みを得意とし、特に大外刈を武器としています。兄は2014年の世界ジュニア55kg級で優勝した梅北亘です。

経歴

3歳で柔道を始め、守口東部少年柔道教室で基礎を築きました。夙川学院中学、夙川学院高校に進学すると、1年生の時に全日本ジュニアで3位に入賞。2年生では全日本カデで優勝を果たしました。同階級には高校の1年先輩にインターハイ2連覇を達成する坂上綾がいたため、インターハイ県予選では52kg級に出場し優勝しました。しかし、世界カデと日程が重なったため、インターハイ本戦への出場は見送られました。

世界カデでは、初戦でセルビアの選手に寝技で一本勝ちを収めたものの、不可解な反則負けで敗退。団体戦では決勝のクロアチア戦で一本勝ちし、チームの優勝に貢献しました。全日本ジュニアでは、決勝で常見海琴選手に敗れ2位に終わりましたが、アジアジュニアでは見事優勝を果たしました。全国高校選手権では優勝を飾りました。

高校3年の時には、インターハイ県予選決勝で2年後輩の金知秀選手に敗れて出場を逃しました。全日本ジュニアでは3位に入賞し、講道館杯でも3位となりました。ヨーロッパオープン・ソフィアでは、決勝で森崎由理江選手に敗れて2位となりました。

2017年4月からは山梨学院大学に進学。1年生の時には、ユニバーシアードでリオデジャネイロオリンピック銅メダリスト、カザフスタンのガルバドラフ選手、準決勝で銀メダリストの韓国の鄭普涇選手をそれぞれ一本勝ちで破り、決勝でもブラジルのチバナ選手を破り、オール一本勝ちで優勝を果たしました。同年9月の全日本ジュニアでは、決勝で高校の1年先輩である坂上綾選手との激戦を制し、優勝を飾りました。10月の学生体重別では初戦で敗退。続く世界ジュニアでも初戦で敗れました。しかし、初開催された男女混合団体戦では、準々決勝でティンバエワ選手に勝利、決勝でもアンバー・ヘルシェス選手を破るなど、全試合寝技で勝利し、チームの優勝に大きく貢献しました。さらに体重別団体でも優勝しました。

2018年2月のヨーロッパオープン・オディベーラスでは、決勝で大学の5年先輩の山崎珠美選手に反則負けを喫し、2位となりました。

戦績

2014年 - 全日本ジュニア 3位
2015年 - 全日本カデ 優勝
2015年 - ドイツカデ 3位
2015年 - 世界カデ 団体戦 優勝
2015年 - 全日本ジュニア 2位
2015年 - アジアジュニア 優勝
2016年 - 全国高校選手権 優勝
2016年 - ロシアジュニア国際 優勝
2016年 - 全日本ジュニア 3位
2016年 - 講道館杯 3位
2017年 - ヨーロッパオープン・ソフィア 2位
2017年 - ユニバーシアード 優勝
2017年 - 全日本ジュニア 優勝
2017年 - 世界ジュニア 団体戦 優勝
2017年 - 体重別団体 優勝
2018年 - ヨーロッパオープン・オディベーラス 2位

（出典: JudoInside.com）

外部リンク

梅北眞衣 - JudoInside.com (英語)
梅北眞衣 - 国際[[柔道連盟]] (英語)
* 守口東部少年柔道教室

梅北選手は、国内外の大会で数々の実績を残し、今後の活躍が期待される女子柔道選手の一人です。特に寝技の強さが光り、国際大会での活躍が期待されます。

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