坂上綾

坂上綾（さかがみ あや）は、1997年6月8日生まれ、大阪府出身の日本の女子柔道家です。身長159cm、階級は48kg級で、右組みの選手です。得意技は袖釣込腰です。

経歴

坂上選手は7歳の時に兼松柔道場で柔道を始めました。夙川学院中学校3年時には、全日本カデ40kg級で優勝し、アジアジュニアでも優勝を果たしました。全国中学校[[柔道大会]]では44kg級に出場しましたが、初戦で敗退しました。

夙川学院高校に進学すると、1年時には全日本カデで3位に入賞しました。2年時にはインターハイ48kg級決勝で、埼玉栄高校の常見海琴選手を大腰で破り優勝しました。さらに、全国高校選手権では52kg級に出場し、決勝で再び常見選手を指導で破り優勝を飾りました。3年時にはインターハイで、ライバルの常見選手を破るなどして、2連覇を達成しました。

2016年には三井住友海上に所属し、全日本ジュニアで優勝しました。2017年のベルギー国際ジュニアの部では、決勝で環太平洋大学の小倉葵選手を技ありで破って優勝しましたが、シニアの部では準決勝でキューバのバネサ・ゴディネス・アレマン選手に支釣込足で敗れ、3位となりました。同年、実業個人選手権では3位、全日本ジュニアでは2位という結果でした。2018年の実業個人選手権では、決勝でコマツの常見選手を破り優勝しました。

国際大会では、グランプリ・ハーグで準々決勝でコソボのディストリア・クラスニキ選手を袖釣込腰で破ったものの、準決勝で中国の熊瑶選手に合技で敗れ3位となりました。講道館杯では準々決勝で自衛隊体育学校の山崎珠美選手に反則負けし、3位となりました。2019年の選抜体重別では、準決勝で山崎選手に大外刈で敗れて3位でした。アジアパシフィック柔道選手権では、準々決勝で韓国のイ・ヘギョン選手に反則負けしましたが、敗者復活戦を勝ち上がり3位となりました。アジアオープン・台北では、決勝でヤックスの坂口仁美選手を隅落で破るなど、オール一本勝ちで優勝しました。

2020年11月の講道館杯では、準々決勝で綜合警備保障の遠藤宏美選手をGS史上最長となる18分7秒（本戦含め22分7秒）の末、袖釣込腰の技ありで破りました。しかし、準決勝で52kg級から階級を下げてきた福岡県警の立川莉奈選手に反則負けを喫し、5位にとどまりました。2021年9月には三井住友海上を退社し、その後、階級を52kg級に上げ、佐久長聖クラブに所属しています。

戦績

40kg級での戦績

2012年 - ドイツカデ国際 3位
2012年 - 全日本カデ 優勝
2012年 - アジアジュニア 優勝
2013年 - 全日本カデ 3位 (44kg級)

48kg級での戦績

2014年 - インターハイ 優勝
2015年 - 全国高校選手権 優勝
2015年 - インターハイ 優勝
2016年 - チューリンゲンジュニア国際 優勝
2016年 - オーストリアジュニア国際 優勝
2016年 - 全日本ジュニア 優勝
2017年 - ベルギー国際 ジュニアの部 優勝、シニアの部 3位
2017年 - ロシアジュニア国際 優勝
2017年 - 実業個人選手権 3位
2017年 - 全日本ジュニア 2位
2017年 - 講道館杯 5位
2018年 - 実業個人選手権 優勝
2018年 - グランプリ・ハーグ 3位
2018年 - 講道館杯 3位
2019年 - 選抜体重別 3位
2019年 - アジアパシフィック柔道選手権 3位
2019年 - アジアオープン・台北 優勝
2019年 - 実業個人選手権 3位
2020年 - 講道館杯 5位

(出典: JudoInside.com)

脚注


外部リンク

坂上綾 - JudoInside.com のプロフィール（英語）

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