梅山修

梅山 修（うめやま おさむ）のプロフィール

梅山修は、1973年8月16日に埼玉県岩槻市（現在のさいたま市）で生まれた元サッカー選手及びサッカー指導者、さらに政治家としても活動した人物である。彼はディフェンダーとしての主なポジションを持ち、特に右サイドバックやミッドフィールダーとして活躍した。現在はリーフラス株式会社に所属している。

サッカー選手としてのキャリア

梅山は浦和学院高校を1992年に卒業後、ジャパンフットボールリーグ（JFL）のNKKに入団した。この時、彼は社員選手として社業とサッカーを両立させる日々を送った。しかし、NKKは1993年に廃部となり、1994年には藤枝ブルックス（現在のアビスパ福岡）に移籍し、プロ契約を結ぶ。その後、1995年にはベストイレブンに選ばれ、リーグ優勝とともにJリーグに昇格した。

1998年には、NKKの時代に受けた指導をきっかけに、倉又寿雄がヘッドコーチを務める東京ガスFC（後にFC東京）に移籍。彼は速度と運動量で攻撃に参加し、右サイドバックとしてレギュラーを確保、J1昇格に大きく貢献した。しかし、2000年に内藤就行が加入したことにより出場機会が減り、2001年シーズン終了後に退団。

その後、2002年にはJ2の湘南ベルマーレに移籍し、チームのキャプテンとしてJ1昇格を目指すも果たせず、2004年からアルビレックス新潟に移籍。彼は2006年シーズンまでプレーし、公式戦においては得点はなかったものの、Jリーグで無得点選手の中で最も多く出場したことが知られている。

梅山は2008年からアマチュア選手としてASジャミネイロに所属し、2014年にはA級ジェネラルコーチライセンスを取得。2017年には新潟のサッカースクールのコーチを退任し、2018年からは北海道十勝スカイアースの監督に就任した。さらに、2019年から2023年にはアルティスタ浅間のヘッドコーチやクラブアドバイザーを務め、2022年には同クラブの監督に就任した。2024年からはアルビレックス新潟のアカデミーダイレクターに就任することが決まっている。

政治活動

梅山は2007年に新潟市議会議員選挙に無所属で立候補し見事当選。2011年には再選を果たすも、2015年の統一地方選挙で落選。彼の政治活動では、教育改革や地域スポーツの振興を支持し、多くの市民に影響を与えた。

所属クラブ

• - 岩槻市立新和小学校
• - 岩槻市立城南中学校
• - 浦和学院高等学校
• - NKKサッカー部（1992年 - 1993年）
• - 藤枝ブルックス / 福岡ブルックス / アビスパ福岡（1994年 - 1997年）
• - 東京ガスフットボールクラブ / FC東京（1998年 - 2001年）
• - ヴェルディ川崎（2000年、期限付き移籍）
• - 湘南ベルマーレ（2002年 - 2003年）
• - アルビレックス新潟（2004年 - 2006年）
• - ASジャミネイロ（2008年 - 2017年、コーチ兼任）

指導者としての経歴

• - アルビレックス新潟スクールコーチ（2007年 - 2017年）
• - ASジャミネイロコーチ（2008年 - 2017年、選手兼任）
• - 北海道十勝スカイアース監督（2018年）
• - アルティスタ浅間（2019年 - 2023年）
• - アルビレックス新潟アカデミーダイレクター（2024年 - ）

解説者

梅山はスカパー！でJリーグ中継の解説者としても活動しており、専門知識をもとに視聴者にサッカーの魅力を伝えている。

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