森下駅 (東京都)

森下駅について

森下駅は、東京都江東区森下に位置する、東京都交通局が運営する都営地下鉄の駅です。新宿線（S 11）と大江戸線（E 13）の2路線が乗り入れており、乗換駅として機能しています。

歴史

森下駅は、1978年12月21日に都営新宿線の駅として開業しました。当初、新宿線の急行は通過していましたが、2000年12月12日に都営大江戸線が開業し、乗換駅となったことを機に、急行停車駅となりました。この時、駅のバリアフリー化も同時に実施されています。2007年3月18日には、ICカード「PASMO」の利用が可能になりました。

2015年4月1日には、新宿線駅の業務が馬喰駅務管理所から大門駅務管理所に移管されました。さらに、2019年12月21日には、新宿線ホームにおいて、新大橋方面改札とホーム階を結ぶエレベーターが増設され、利便性が向上しました。

駅構造

森下駅は、新宿線と大江戸線ともに、島式ホーム1面2線を有する地下駅です。新宿線ホームは新大橋通りの地下、大江戸線ホームは清澄通りの地下に位置しています。大江戸線の建設時に、新宿線との交差部分が事前に構築されています。

駅構内には、エレベーターが設置されており、大江戸線ホームのエレベーターは、清澄通り方面改札口（地下1階）、新宿線ホーム（地下2階）、大江戸線ホーム（地下3階）を結んでいます。2019年12月には、新大橋方面改札口と新宿線ホームを結ぶエレベーターも増設されました。

駅の運営は、門前仲町駅務管区の門前仲町駅務区が担当し、東京都営交通協力会が業務を受託しています。以前は、新宿線構内と新大橋方面改札は馬喰駅務管理所が、大江戸線構内と清澄通り方面改札は大門駅務管理所が管轄していました。

のりば

駅のホームは以下の通りです。

都営新宿線
1番線：新宿方面
2番線：本八幡方面
都営大江戸線
1番線：都庁前方面
2番線：門前仲町・大門方面

利用状況

2022年度の1日平均乗降人員は、新宿線が63,689人（乗車人員：31,496人、降車人員：32,193人）、大江戸線が55,917人（乗車人員：28,474人、降車人員：27,443人）となっています。

駅周辺

駅周辺は、新大橋通りと清澄通りの交差点に位置し、森下、千歳、高橋、新大橋といった地域に囲まれています。両国に近いため、相撲部屋が多く存在するのが特徴です。駅周辺の施設については、各町名の記事を参照してください。

駅の出入口はA1からA7までの7か所あり、最も北側にあるA5出入口は墨田区との境界上にあります。また、駅に直結する森下駅地下自転車駐車場の出入口もあります。

バス路線

駅の最寄りのバス停は、清澄通りと新大橋通りにある「森下駅前」です。東京都交通局によって以下の路線が運行されています。

門33系統：豊海水産埠頭行 / 亀戸駅前行
急行06系統（江東区深川シャトル）：日本科学未来館行（土休日のみ運行）
錦11系統：築地駅前行 / 亀戸駅前行・錦糸町駅前行

錦11系統はA1・A2出入口付近の新大橋も利用できます。A5出入口からは、墨田区内循環バス南部ルートの「弥勒寺前」バス停も近いです。

隣の駅

都営新宿線

急行：馬喰横山駅 (S 09) - 森下駅 (S 11) - 大島駅 (S 15)
各駅停車：浜町駅 (S 10) - 森下駅 (S 11) - 菊川駅 (S 12)

都営大江戸線

両国駅 (E 12) - 森下駅 (E 13) - 清澄白河駅 (E 14)

参考文献

東京都交通局 各駅乗降人員
地下鉄の統計データ
* 東京都統計年鑑

外部リンク

森下駅 | 都営地下鉄 | 東京都交通局

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