森乃里治重

森乃里治重（もりのさと はるしげ）は、1963年7月26日に北海道茅部郡森町で生まれました。本名は高道治（たかみち おさむ）です。178cmの身長と148kgの体重を誇り、突きと押しを武器に、大[[相撲]]の世界で活躍しました。

幼少期から運動が得意で、小学校2年生から中学校1年生まで剣道に励んでいました。水泳やスキーも楽しむ活発な少年でしたが、相撲は祭りの時に出る程度でした。しかし、中学3年生で体重が120kgに達したことをきっかけに、相撲への道に進むことを決意します。

双葉山道場にいた叔父の紹介で、立田川親方（元横綱・鏡里）が所属する立田川部屋に入門。1979年3月場所に初土俵を踏みました。1987年3月場所には十両に昇進し、立田川部屋初の関取となりました。しかし、左膝の怪我で幕下に陥落。師匠の定年や部屋の移転も経験するなど苦労も多かったが、1989年1月場所に再び十両に返り咲き、同時に四股名を本名の高道治から森乃里治重に改名しました。1991年9月場所、28歳の若さで引退しました。

四股名の「森乃里」は、郷里の先輩である高砂部屋の森ノ里から受け継ぎ、さらに師匠である青ノ里にもちなんだものです。新十両の際には「入幕までは本名で」という意向を持っていましたが、再十両を機に改名しました。

当時の立田川部屋は力士数が少なく、十両昇進後も付け人が足りず、森乃里自身が部屋の雑用をこなす必要がありました。兄弟子の福ノ里が十両に昇進した際には、幕下に陥落していた森乃里が付け人を務めるなど、苦労が多かったようです。

主な成績は、通算成績が299勝265敗10休、勝率.530です。十両成績は36勝54敗、勝率.400。現役在位は76場所、十両在位は6場所でした。

場所別成績
（詳細な場所別成績は省略）

改名歴
高道 治（たかみち おさむ）：1979年3月場所 - 1988年11月場所
森乃里 治重（もりのさと はるしげ）：1989年1月場所 - 1991年9月場所

引退後については言及されていません。

関連項目
大[[相撲]]力士一覧

外部リンク
森乃里 治重 - 相撲レファレンス

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