検定ジャポン

『検定ジャポン』の概要

『検定ジャポン』（けんていジャポン）は、2008年4月から9月までフジテレビで放送されていたクイズ形式の旅行情報番組です。略称は「検ジャポ」であり、月1回放送されていた『月刊!検定パンチ』をもとにレギュラー化された内容です。制作チームは続投しましたが、司会者はおぎやはぎと関根麻里からみのもんたに変更されました。

この番組では、日本各地の観光スポットや著名人の出身地を訪問し、特にその土地の観光情報を検定形式で提供していました。毎週金曜の19:00から19:57（JST）に放送されましたが、一部の地域では自主制作番組のため未放送となることもありました。たとえば、東海テレビや関西テレビ、岡山放送などがその例です。一方で、テレビ大分では月曜の14:05から遅れ放送され、時折番組の特別版も同時ネットされました。特に青森放送では金曜の午前中に前番組に引き続いて放送が行われました。

番組初回の視聴率は11.8%を記録しましたが、その後はほとんどの回が一桁にまで低下し、全体としては平均視聴率は約8%に留まりました。レギュラー放送中の最高視聴率は12.6%で、これは2008年9月12日の放送で達成されたものでした。番組は2008年9月19日、2時間のスペシャル版をもって最終回を迎えました。

また、2008年7月からは携帯サイト「検定ジャポン@モバイル」が開設され、視聴者が番組の検定問題を楽しめるようになっています。

出演者とコーナー

司会およびアシスタント

• - 司会: みのもんた
• - アシスタント: 大島由香里（フジテレビアナウンサー）
• - ナレーション: 杉本るみ、茶風林

主なコーナー内容

• - ふるさと検定: 各界著名人の出身地を実際に訪れ、視聴者に向けて歴史やグルメ、観光スポット、著名人の思い出の地を取り上げながら検定問題を出題しました。
• - TOKYOシティ検定: なでしこリーグでの活躍が知られるBREAKERSのDAIGOなどが出演し、東京の各地を訪れました。特に視聴率の向上を図るため、2008年5月14日にスタートしました。
• - ジャポン不思議検定: 日本の歴史的な遺産にまつわる謎を探るコーナーでした。

制作スタッフ

制作面では、監修に〆谷浩斗、構成に金森直哉や工藤ひろこが参加していました。また、リサーチや撮影技術、音響効果など多くの専門家が協力して制作されていました。

備考

この番組は視聴者に親しみやすい形式で日本を紹介し、クイズを通じて知識を広める効果を持っていました。ただし、視聴率の低迷が続いたことから、結果的に短期間での番組終了となりました。

『検定ジャポン』はそのユニークな観光情報の提供形式が、多くの視聴者に印象を残した番組でした。

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