楽天桃園野球場

楽天桃園野球場（らくてんタオユエンやきゅうじょう、繁体字中国語: 樂天桃園棒球場、英語: Rakuten Taoyuan Baseball Stadium）は、台湾桃園市中壢区に位置する野球場です。中華職業棒球聯盟（CPBL）に所属する楽天モンキーズが本拠地として使用しています。

概要

桃園国際棒球場は、台湾高速鉄道桃園駅特定区の運動園区内に位置し、約4ヘクタールの敷地面積を誇ります。球場は地下1階、地上3階建てで、15,000席の座席数を有しています。球場内には、食堂、貴賓席、野球博物館が併設されており、野球観戦だけでなく、様々な楽しみ方ができる施設となっています。

建設工事は2008年12月24日に起工され、2009年12月12日に完成、翌12月13日に供用が開始されました。台湾北部では初の国際規格の野球場であり、完成時から大型電光掲示板を備えていることも特徴です。2011年からは中華職業棒球連盟の公式戦が開催されています。

2013年にはアジアシリーズの開催地として使用され、国際的な舞台でもその存在感を示しました。2015年11月には、2015 WBSCプレミア12において、台中インターコンチネンタル野球場、台北市立天母棒球場とともに台湾の会場の一つとして使用され、世界各国の野球ファンを魅了しました。

本球場で開催される楽天モンキーズ戦では、ホーム、ビジターを問わず、楽天モンキーズが三塁側のベンチを使用します。

運動園区内には、野球、ソフトボール兼用練習場が1面、8面のバスケットコート、1面のサッカー場、3面のテニスコート、2面のアイススケートリンク及び運動公園など、様々なスポーツ施設が併設されています。

交通

桃園機場捷運（桃園捷運機場線）桃園体育園区駅すぐ（2017年3月開業）
高鉄桃園駅からタクシーまたは徒歩約2km。
中壢駅よりバス14系統に乗車、廣天寺バス停下車、徒歩20分。

外部リンク

台湾棒球維基館 - 桃園国際棒球場 （繁体字中国語）
* 野球場の平面図

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