横浜ラポール

横浜ラポール（Yokohama Rapport）

横浜ラポールは、神奈川県横浜市に位置する障害者向けのスポーツ施設で、1992年に設立されました。運営は横浜市リハビリテーション事業団が行っており、障害者のレクリエーションやリハビリテーションのための多様なサービスを提供しています。施設の正式名称は「障害者スポーツ文化センター横浜ラポール」です。

設備と活動内容

この施設は、大小のアリーナや25mプールを備え、屋外および地下にグラウンドがあるため、さまざまなスポーツ活動が行えます。具体的には、車いすバスケットボールや電動車椅子サッカー、陸上競技、アーチェリーなどの障害者スポーツが楽しめる環境が整っています。また、グラウンドゴルフやローンボウルズなどの新しいスポーツの競技も可能です。

さらに、ボッチャの日本選手権をはじめとする各種大会やスポーツ関連イベントが定期的に開催され、地域のスポーツ振興にも寄与しています。加えて、障害者の成人を祝うイベントも企画され、利用者同士の交流の場ともなっています。

障害児支援の活動としては、主に小学生以下の障害児を対象にしたおもちゃ図書館が設けられ、玩具の貸し出しが行われています。なお、このおもちゃ図書館は健常者の利用はできず、乳幼児に関しては障害の有無にかかわらず利用可能です。これにより、障害を持つ子どもたちが安全に遊び、学ぶ機会を提供しています。

聴覚障害者向けのサービスとして、ビデオライブラリーも用意されており、様々な視覚的な学習資源を利用できるようになっています。

アクセス

横浜ラポールのアクセスは良好で、横浜線、横浜市営地下鉄、東急新横浜線、相鉄新横浜線の新横浜駅から徒歩で約10分の距離に位置しています。また、横浜市営バスの300系統も利用可能で、浜鳥橋という停留所が便利です。これらの交通手段を利用することで、遠方からでも気軽に訪れることができます。

まとめ

横浜ラポールは、障害者がスポーツを通じて心身のリハビリを行い、健全な生活を支えるための重要な施設です。多様なスポーツやイベントが開催され、地域社会とのつながりを強化する役割も果たしています。これからも選手や障害者たちにとって大切な場所であり続けることでしょう。

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