横須賀市立大津中学校

横須賀市立大津中学校

横須賀市立大津中学校（よこすかしりつ おおつちゅうがっこう）は、神奈川県横須賀市大津町五丁目にある公立の中学校です。この学校は1976年に設立され、多くの歴史的な出来事を経て成長を続けています。

沿革

1976年に設立された大津中学校は、当初の校舎を横須賀市立馬堀中学校から移転したものでした。1977年には校歌『大津の丘のうた』が制定され、その後の1979年には新校舎が完成し、現在の場所に移転しました。

続く1980年には体育館が完成し、次の年の1981年にはプールも設置されました。優れた運動能力を持つ生徒たちが数多く輩出され、1982年には男子陸上部が全国3位に入賞、1983年には柔道部も全国大会で3位を獲得しました。

1986年には創立10周年を記念し、柔道部が重量級で全国優勝を果たしました。また、剣道部も全国大会に進出し、生徒数が1410人を超えたことで、地域内で最も大きな中学校となりました。1987年には格技場が完成し、陸上男子110メートルハードルでの全国2位という成果を達成しました。

このような躍進は続き、1991年には柔道部が全国大会で8位に入賞、1996年には創立20周年を迎えました。2006年には創立30周年を祝う式典が行われ、2015年には男子駅伝部が第23回関東中学校駅伝競走大会で8位入賞を果たしました。

最近の出来事として、2022年には女子水泳部の選手が個人で全国1位を獲得しました。

学園祭

毎年9月には、体育祭にあたる大津祭が開催され、生徒たちが日頃の成果を地域の人々に披露します。

部活動

大津中学校には多様な部活動があり、運動部としては、野球部（軟式）、ソフトボール部、陸上部、男女テニス部（ソフトテニス）、水泳部、バレーボール部、男女バスケットボール部、卓球部、柔道部、剣道部があります。また、文化部も充実しており、吹奏楽部や演劇部、手芸部、理科・園芸部、英語文芸部、アート部などが活動しています。

通学区域

2014年度の通学区域は、平成町、安浦町、三春町、富士見町、根岸町、大津町、馬堀海岸、池田町など、地域の広範囲にわたります。また、他校の通学区域からも通学できる特色があります。

進学前小学校

大津中学校に進学する生徒たちは、横須賀市立山崎小学校、大津小学校、根岸小学校、大塚台小学校などの小学校からの進学が多いです。また、公立学校選択制により、多くの小学校からの受け入れも行われています。

周辺施設

学校の近くには大津公園や信楽寺、神奈川県立横須賀大津高等学校があり、学びの環境が豊かです。

交通

京浜急行電鉄の新大津駅、京急大津駅、堀ノ内駅からは徒歩約7分とアクセスも良好です。

著名な出身者

大津中学校には、気象予報士やプロレスラー、写真家、元野球選手など、数多くの著名な卒業生がいます。特に、秋山翔吾選手は広島東洋カープで活躍しており、他にもバレーボール選手の古川あおいアンさんなどが在籍していました。

このように、横須賀市立大津中学校は豊かな歴史と多彩な教育環境を提供する学校です。

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