橋詰大慧

橋詰大慧（はしづめ たいせい）

1997年3月21日生まれ、和歌山県海南市出身の元陸上競技選手。
専門は中距離・長距離走。
和歌山北高校、青山学院大学文学部史学科卒業。
SGホールディングス陸上競技部に所属していた。

中学・高校時代

海南市立下津第二中学校では、2・3年時に全国中学校駅伝大会へ連続出場を果たし、3年時には都道府県対抗駅伝にも出場。
和歌山北高校では、全国高校駅伝に3年連続で出場。3年時の第65回大会では、エースが集う1区で区間2位の好成績を残した。同年のインターハイでは1500mで4位入賞を果たす。

大学時代

2015年、青山学院大学に進学。
2年時の箱根駅伝選考レースで自己ベストを更新し、選抜合宿メンバーに選ばれるも、左脚のシンスプリントにより第93回箱根駅伝のエントリーメンバーから外れた。
2017年1月の都道府県対抗駅伝では、和歌山県代表として出場（3区区間29位）。
この際、高校時代の監督から「お前のことを応援している人が地元にはたくさんいるから、がんばれ」と声をかけられ、練習に集中できるようになったという。
2017年3月の日本学生ハーフマラソンでは、季節外れの暑さの中、自己ベストで5位入賞。
大学3年時には関東インカレ2部10000mで6位（日本人2位）となり、トラック種目でも実績を残した。第29回出雲駅伝で学生駅伝デビューを飾り、最長区間の6区で区間6位。
しかし、第49回全日本大学駅伝は左アキレス腱痛、第94回箱根駅伝も右太もも肉離れのため、いずれも当日エントリー変更となった。
大学4年時のホクレンディスタンスチャレンジ北見大会5000mでは、一色恭志（現GMOアスリーツ）が保持していた大学記録を1秒90更新した。
第30回出雲駅伝では1区を担当。相澤晃（東洋大学）・荻久保寛也（城西大学）のロングスパートには冷静に対応し、第2集団でレースを進めた。残り700mで先頭に立つと一気にスパートし、トップでタスキリレー。チームはその後も首位を譲らず、2年ぶりの優勝を飾った。
最初で最後の出場となった第95回箱根駅伝では1区を担当。六郷橋の上りで西山和弥（東洋大学）が仕掛けるとピタリと後ろにつけたが、六郷橋の下りで引き離された。それでも粘りの走りを見せ、区間賞の西山と6秒差の3位でタスキリレー。1区の役割を十分に果たしたが、その後チームは往路6位・総合2位でレースを終えた。

実業団時代

SGホールディングスグループ入社後、関西実業団駅伝では2019年・2020年と2年連続で7区区間賞を獲得。
2022年3月にSGホールディングス陸上競技部を退部し、陸上競技から引退した。

戦績

主な戦績

全国中学校駅伝大会出場
都道府県対抗駅伝出場
全国高校駅伝出場
インターハイ1500m 4位入賞
日本学生ハーフマラソン 5位入賞
関東インカレ2部10000m 6位（日本人2位）
出雲駅伝6区区間6位
ホクレンディスタンスチャレンジ北見大会5000m 大学記録更新
出雲駅伝1区区間1位
箱根駅伝1区区間3位
関西実業団駅伝7区区間賞（2年連続）

大学駅伝戦績

第29回出雲駅伝 6区区間6位
第30回出雲駅伝 1区区間1位
第95回箱根駅伝 1区区間3位

自己記録

1500m - 3分49秒10（2019年5月12日、第63回関西実業団陸上競技選手権大会）
3000m - 8分16秒95（2018年7月15日、第69回青山学院大学対東北学院大学陸上競技定期戦）
5000m - 13分37秒75（2018年7月7日、ホクレンディスタンスチャレンジ2018北見大会）
10000m - 28分28秒08（2018年11月24日、10000m記録挑戦競技会）
ハーフマラソン - 1時間01分46秒（2020年2月2日、第74回香川丸亀国際ハーフマラソン）

脚注

[脚注]はありません。

外部リンク

橋詰 大慧 (@taisei_0321) - X（旧Twitter）

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