櫻井美希

櫻井美希

櫻井美希（さくらい みき、1991年6月24日 - ）は、日本の作曲家、編曲家です。宮城県で生まれ、幼少期から音楽に親しみました。宮城県宮城第一高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科を卒業。その後、同大学院音楽研究科音楽音響創造分野を修了しました。現在は株式会社日音に所属し、作曲家として多岐にわたるジャンルで活躍しています。

来歴

東京藝術大学在学中から、アニメーションやCMなど様々なメディアで作曲活動を開始。その才能は早くから注目され、卒業後も数々の作品を手がけています。
特に、TBSまたはMBS制作の番組の劇伴を多く担当しており、その繊細で美しい旋律は多くの視聴者を魅了しています。

主な作品

アニメ

櫻井美希は、数多くのアニメ作品で作曲を担当しています。
2019年には、『アグレッシブ烈子』、『五等分の花嫁』、『まちカドまぞく』など、人気作品の音楽を手がけました。これらの作品では、作品の世界観を彩る多様な音楽を制作し、視聴者を物語に引き込む重要な役割を果たしました。

2020年以降も、『放課後ていぼう日誌』、『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』、『安達としまむら』など、話題のアニメ作品に携わっています。
特に、『五等分の花嫁』シリーズでは、続編や劇場版も担当し、その音楽は作品ファンからも高い評価を得ています。

2023年には、『女神のカフェテラス』、『はめつのおうこく』、『五等分の花嫁∽』など、さらに多くの作品でその才能を発揮。
これらの作品を通じて、櫻井美希の音楽はアニメファンに広く知られるようになりました。

ドラマ

櫻井美希は、ドラマ音楽の分野でも才能を発揮しています。
2018年には、『限界団地』、『犯罪の回送』、『僕らは奇跡でできている』などのドラマで音楽を担当。これらの作品では、ドラマのストーリーを盛り上げる効果的な音楽を制作しています。

2019年以降も、『4分間のマリーゴールド』、『江戸モアゼル』、『REAL⇔FAKE 2nd Stage』、『TOKYO MER～走る緊急救命室～』など、話題のドラマ作品に参加しています。

2023年にも、『REAL⇔FAKE Final Stage』や『ドラフトキング』など、多くのドラマ作品の音楽を手がけ、その幅広い音楽性が評価されています。

映画

映画音楽の分野でも、櫻井美希は数々の作品に携わっています。
2017年の『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』では、劇伴の一部を作曲。この作品への参加は、彼女のキャリアにおいて重要な転機となりました。

その後も、『米軍が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯』や日向坂46のドキュメンタリー映画の音楽を担当。2023年には、『有り、触れた、未来』や『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』の音楽も担当し、映画音楽家としての地位を確立しています。

楽曲提供・編曲

櫻井美希は、アーティストへの楽曲提供や編曲も積極的に行っています。
Wakanaのアルバムに収録された楽曲の作編曲や、Sphereの楽曲の作編曲を手がけています。
また、ライフリング4の楽曲の作編曲も担当するなど、その活動は多岐にわたります。

Wakanaのアルバムでは、複数の楽曲の編曲も担当。アニメソングのカバーアルバムでは、その編曲の才能を発揮しています。

TV番組

櫻井美希は、テレビ番組のテーマ音楽やBGMも数多く手がけています。
TBSの『ビビット』や『Nスタ』、『THE TIME,』などの番組で、テーマ音楽やBGMを担当。また、『TOKYO MX NEWS』や『TBS NEWS』のテーマ音楽も制作しており、彼女の音楽は幅広い視聴者に親しまれています。

CM

CM音楽の分野でも、櫻井美希は多くの作品を手がけています。
SONYや赤ちゃん本舗のWeb-CM、国民年金基金やSoftbankのCM音楽を担当。また、西武鉄道やCANONのCM音楽も手がけるなど、その才能は多岐にわたっています。

その他

その他にも、ディズニーのオルゴール作品の編曲や、TBSのアニメ関連のサウンドロゴなども担当しています。
スーパーマーケットのコーポレートソングや記念ソングの作編曲・歌唱も担当するなど、その活動は非常に幅広いものとなっています。

まとめ

櫻井美希は、アニメ、ドラマ、映画、CMなど幅広い分野で活躍する作曲家、編曲家です。その音楽は、作品の世界観を彩り、視聴者を魅了する力を持っています。彼女の今後の活躍にも目が離せません。

脚注

櫻井 美希 MIKI SAKURAI - 株式会社日音 作家マネジメント部 COMPOSER MANAGEMENT

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