次世代

株式会社次世代 (Jisedai Inc.)

株式会社次世代（ジセダイ）は、日本に拠点を置くマネジメントおよびレーベルカンパニーで、Sony Music Entertainmentの完全子会社です。2016年の秋に、Sony Musicは新たなアーティストの発掘と育成を目指して「次世代ロック研究開発室」を立ち上げました。この部門の設立の背景には、「本格派の新人アーティストと遊び場を作ろう！」という意志が込められています。略称である「次ロッ研」は、『シン・ゴジラ』に登場する「巨大不明生物特設災害対策本部」に由来し、親しみやすく呼びやすい名前としています。

2020年12月には、初の主催オーディション「Go Toオーディション」を開催し、グランプリを獲得したバンドには次ロッ研への所属と、主催イベントへの出演が確約されました。このオーディションでのグランプリに輝いたのはApesで、彼らは副賞として52万円分のクーポンも受け取っています。

2021年4月1日、次世代ロック研究開発室は新会社として株式会社次世代を設立しました。この新会社は、今後の音楽シーンにおいて重要な役割を果たすアーティストたちをマネジメントし、様々なプロジェクトを立ち上げることを目指しています。

現時点（2021年現在）では、次ロッ研のレーベルから楽曲をリリースしているアーティストはCHAIのみですが、他のアーティストはマネジメント契約を結んでいます。

レーベルについて

次世代にはメインレーベルは存在しませんが、CHAIのプライベートレーベルである「OTEMOYAN record」があります。このレーベルは、ソニー・ミュージックレーベルズの社内のレコードレーベルではないため、一般的に流通している「SonyMusicShop」では販売されていません。

所属アーティスト

次世代がマネジメント契約を結んでいるアーティストには、以下のようなグループやプロジェクトが含まれます：

- Creepy Nuts|Creepy_Nuts（2017年〜）
- Survive Said The Prophet（2017年〜）
- w.o.d.（2017年〜）
- TENDOUJI（2019年〜）
- Newspeak（2020年〜）
- ハンブレッダーズ（2017年〜）
- 羊文学（2020年〜）
- Apes（2021年〜）
- chelmico（2023年〜）
- 梅田サイファー（2023年〜）
- ASOUND（2023年〜）
- インナージャーニー（2023年〜）

過去には、以下のようなアーティストとも所属契約を結んでいました：

- ムノーノ＝モーゼス（2017年〜2019年）
- TOKYO HEALTH CLUB（2018年〜2020年）
- バレーボウイズ（2018年〜2020年）
- Rude-α（2018年〜2021年）
- The Songbards（2017年〜2023年）
- CHAI（2017年〜2024年）

次世代は、これからも日本の音楽シーンに新たな風を吹かせる存在として、多くの才能を育成していくことでしょう。彼らの公式ウェブサイトを通じて、最新の情報やイベント情報をチェックすることができます。

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