水野忠輝

水野忠輝

水野忠輝（みずの ただてる）は、元禄4年（1691年）に生まれ、元文2年（1737年）に没した江戸時代中期の大名です。三河国岡崎藩の五代藩主であり、忠元系水野家六代当主にあたります。父は水野忠之。

生涯

宝永元年（1704年）、水野忠輝は将軍徳川綱吉に初めて謁見し、従五位下右衛門大夫に任官されました。その後、正徳2年（1712年）に右衛門佐に改め、享保14年（1729年）には大監物に改められました。翌享保15年（1730年）に父・忠之の隠居に伴い、岡崎藩の藩主となりました。

藩主として忠輝は領内の治世に尽力し、その功績が認められ、享保18年（1733年）には賞せられました。元文2年（1737年）に岡崎にて亡くなり、跡は長男の忠辰が継ぎました。墓所は結城市の万松寺跡にあります。

官位

従五位下
右衛門大夫
右衛門佐
大監物

家族

父：水野忠之
正室：井上可安の娘（井上正岑の養女）
側室：松田氏
子女：
水野忠辰（長男）：母は側室・松田氏
水野忠則（次男）
水野忠勧（三男）
娘：阿部正敏正室

水野忠輝は、藩主として岡崎藩の発展に貢献し、その子孫もまた、岡崎藩を支え続けました。

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