永井直亮

永井直亮（ながい なおすけ）は、元禄6年（1693年）に初代新庄藩主・永井直圓の次男として誕生しました。永井家宗家の6代目にあたります。

兄の直達が伯父にあたる高槻藩主・永井直種の婿養子となったため、直亮は宝永7年（1710年）11月3日に父の隠居に伴い家督を相続し、新庄藩の第2代藩主となりました。同時に従五位下・播磨守に叙任されています。

藩主就任後は、享保8年（1723年）3月1日に大番頭に任じられましたが、病のため享保13年（1728年）6月11日に辞任しました。その後、享保17年（1732年）閏5月4日には大坂定番に任命されています。

元文2年（1737年）6月27日、直亮は45歳で इस世を去りました。これは、前年に亡くなった父・直圓を追うような早世でした。跡は次男の直国が継ぎました。

永井直亮は、短い生涯の中で大番頭や大坂定番といった要職を歴任し、藩政に貢献しました。彼の治世は、新庄藩の安定と発展に寄与したと言えるでしょう。

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